野田村ボランティアバス(9月17日・18日の活動報告)

9月16日(金)午後2時に西宮市役所前をバスは出発して岩手県野田村を目指しました。野田村には翌17日(土)の朝8時に到着しました。まず野田村役場前で、理事長の渥美と合流し自己紹介を行いました。その後、野田中学校までバスに乗り、そこからチーム北リアスの現地事務所まで徒歩で歩いて行きました。現地事務所までは、野田中学から徒歩約5分、今回は弘前のメンバー(チーム・オール弘前)がバスでやって来るということで、西宮組と交流を企画しました。10時に弘前組が到着予定が途中の高速が通行止めの影響で到着したのが12時前、それまで現地事務所の整理などを西宮組のメンバー全員で行いました。弘前組が到着し、現地事務所前で西宮組と自己紹介を行い、現地事務所を弘前組のみなさんに見学していただきました。

その後、昼食を食べに、弘前組のバスに乗せていただき、全員で野田村にある「かまどのつきや」さんというところに行きました。以前からお話だけは聞いていたんですが、野田村の地元の方が手作りのお弁当を作っておられて、これがまためちゃくちゃ美味しいんですよね。みんなもくもくとお昼ご飯をいただきました。この「かまどのつきや」さんは、宿泊もすることができるそうで、とてもいい雰囲気の場所でした。また野田村に行かれた時にはぜひ一度お立ち寄りください。

昼食後は、野田中学校にまた戻り、弘前組の企画で3つのイベントが開催され、西宮組のメンバーもお手伝いさせていただきました。1つめは、テニスコートでの「ペットボトルロケット」遊びです。ペットボトル2本を使って手作りのロケットを作りました。飛ぶ推進力は水です。水を噴射させらがらそれを原動力にロケットが飛びます。地元の子どもたちが5名参加してくれ、雨にもかかわらず、何回も飛ばして遊んでいました。2つめは、仮設の集会所で、押し花つくりを行いました。20種類以上の乾燥させてお花を参加者が自由に選んで専用の紙の上に置いていき、最後はパウチの機械に通したら出来上がりです。とても素敵なしおりが完成していました。

3つめは、仮設の集会所前で、とうもろこしを湯がいて仮設住宅のみなさんにお配りしました。このとうもろこしは、青森県弘前市にある岩木山という山麓でとれる『嶽(だけ)きみ』という品種で、とうもろこし業界では、甘くて美味しいとめちゃくちゃ有名だそうです。
まず、とうもろこしの皮をむき、沸騰したお鍋に入れて約5分、取り上げて次に塩の入った水に入れます。これで出来上がり。湯がくのはいたって簡単です。お湯の中に入れた途端、とうもろこしの色が輝くような黄色になりました。試食としてボランティアさんたちが一口食べさせていただきましたが、甘さは半端なかったです。まるでフルーツを食べているかのようでした。仮設のみなさんにもお配りしましたが、大好評でした。午後3時過ぎにイベントは無事終了して、弘前のみなさんとは午後4時にお別れしました。

17日(土)の夜は現地事務所で、学生さんたちと地元の商工会青年部のみなさんで交流会を開いていただきました。また一段と交流が深まったようでよかったです。
翌18日(日)は、仮設住宅の集会所でNVNAD企画の茶話会&足湯を実施しました。午前中は30名以上の方がお越しくださりボランティアさんたちと会話と足湯を楽しんでいただきました。昼からは、久慈市内で秋祭りがありそちらに行かれる方が多くて、参加者は少なかったものの、来て下さった方とゆっくりとお話をすることができました。野田村のみなさん、ありがとうございました。弘前組のみなさん、色々とお世話になりました。今後とも継続して交流をさせていただければと思っています。参加されたボランティアのみなさん、お疲れ様でした。最後になりましたが、今回新潟県刈羽村から2名の方がお越し下さいました。詳しくは別のブログでご報告させていただきます。