2004年の中越地震で被災された小千谷市塩谷集落では、東日本大震災で避難を余儀なくされた福島県の方々と交流を続けてこられました。9月23日には、春に福島の方々と一緒に田植えをした田んぼで、稲刈りが行われました。田植えに参加してくださった南相馬市の方々は、当時、小千谷市に避難されておりましたが、夏の終わりに、南相馬市に建設された仮設住宅に戻っておられました。
23日に稲刈りがあることをお伝えしたところ、はるばると南相馬市から塩谷集落に駆けつけてくださいました。そして、春に植えた稲を一緒に刈り取ることができました。他に長岡技術科学大学、関西学院大学の学生さんや中越地震以来さまざまな形で塩谷と関わって下さっている方々も参加されました。
終了後の交流会でも、南相馬の方々から心温まるご挨拶を頂戴し、あちらこちらで、古くからの友人のように話に花が咲きました。被災地のリレーのぬくもりを感じる一日となりました。今後は、塩谷集落から南相馬への応援活動も展開されそうな様子です。NVNADでは、引き続き、被災地のリレーを一緒に進めていきたいと考えています。