野田村行きのボランティアバス(10月16日の活動報告)

2日目の10月16日(日)朝8時30分に国民宿舎えぼし荘の1階ロビーに全員集合して、一日の活動内容を説明しました。そのあと、昼から野田中学の仮設集会所で実施する健康体操について、担当者の鶴田氏からプログラムの流れについて説明を受けました。午前中は、えぼし荘の横にある下安家(しもあっか)地区の仮設住宅にお米を配布させていただくグループと、昨日お留守だった泉沢地区の仮設住宅にお米を配布するグループ、そしてチーム北リアスの現地事務所で見守りシートに記入するグループに分かれて活動を行いました。

泉沢地区の仮設住宅では、お米を配布させていただき、そのあと、仮設や近隣の子どもたちと一緒にサッカーなどをして遊びました。また、下安家地区の仮設住宅で活動していたグループは、お米を配布したあとに近くに流れる安家川(あっかがわ)に行き、鮭がたくさん遡上している風景を見学してきました。昼12時になって全員現地事務所に集合して昼食をとりました。八戸から来られていた外舘さんや久慈市から来られていた灘山さんたちとも合流させていただきました。

午後からは、野田中学の仮設住宅の集会所をお借りして、健康体操&茶話会を2交代制で実施しました。健康体操の先生は、NVNADバスで一緒に野田村に伺った「株式会社プロフェッショナルトレーナーズチーム」のスタッフである鶴田氏です。最初にジャンケンゲームや落ちた落ちたなどのレクリエーションゲーム等で少し緊張をほぐしてもらい、そのあと、全身のストレッチを中心とした健康体操を行っていただきました。参加された方からは「身体がすごく軽くなった」「いいストレッチの方法を教わることができた」「これから自分でもやっていきたいと思う」といった感想をお聞きしました。健康体操終了後は、簡単な茶話会を開催し、学生ボランティアとの交流の機会をもつことができました。

健康体操を実施している間、並行して昨日お留守だった仮設住宅にお米の配布を再度行いました。あるお宅では学生ボランティアが栗ごはんをご馳走になりました。今回の訪問でもたくさんの野田村の皆さんと交流させていただき、色々なお話を聴かせていただくことができました。また、チーム北リアスの現地事務所でお世話になっています貫牛さんのお母さんからはお土産にと野田村で採れた栗をたくさんいただきました。野田村の皆様に心より感謝申し上げます。夕方4時30分過ぎにNVNADのバスは野田村を出発し、翌17日(月)朝10時過ぎに西宮に帰ってきました。参加して下さったボランティアの皆さん、また同行していただきました関西学院大学の関先生には心よりお礼申し上げます。
尚、このバスの借上げ経費は、全国の皆様からNVNADにいただきました募金(支援金)を充てさせていただいております。皆様からのご寄付により、このような継続的支援活動が行えますことに心から感謝申し上げます。