野田村のフリーマーケットと「一石運動」(11月6日)

今日は、チーム北リアスのメンバー(特)自立支援センターアライブ・パルさんの呼びかけでフリーマーケットが行われました。八戸工業大学、八戸高専の皆さん、昨日から長期滞在している京都大学生もお手伝いに参加されていました。11時開始でしたが、1時間ほど前から列ができるほどの大人気でした。暖房器具はあっという間に仮設住宅の方々を中心に渡されていきました。

会場の外では、本格インドカレーの炊きだし。ここにも列ができていました。NVNADスタッフも少しお手伝いさせて頂きました。ストーブを入手された方と一緒に仮設へ。途中、”あの日“のこと、そして見通しのつかない生活のつらさを切々とお話し下さいました。

今日から久慈広域観光協会の主催で始まった「一石運動」を紹介します。野田村には道の駅があり、野田村の産品や、人気の塩ソフトクリーム、そして、かわいい「のんちゃん」グッズなどが売られています。駐車場には、牛の背に塩を積んで歩く牛方の像があります。その像の横に新しいコーナーができました。「野田村『一石』用石箱」とマジックが置かれています。そこには、「塩の道基点の村/野田村「一石」運動」という説明があります。ここを訪れた人は、石箱に入っている石を採りだし、石にマジックで野田村復興に向けた応援メッセージを書くことができます。メッセージの書かれた石は、1つ1つの「絆」として積み上げられます。そして、今後、復興の証しとして、「塩の道基点の碑」等の制作時に活用されます。実は、この石は、津波で寸断されてしまった三陸鉄道の線路の敷石です。メッセージは、この場所に行かなければ書くことができません。是非、皆様も野田村を訪れて下さいとの想いが込められています。