今日は、野田村教育委員会の計らいで、チーム北リアスが主催者となって、「野田村合同七五三」が行われました。北日本ヘアスタイリストカレッジ、東北パイオニアグリーンサークル、盛岡八幡宮、愛宕神社、セラピー&スクール「アイアム」の皆様が賛助団体として支えて下さいました。11時になると、7歳、3歳の女の子、5歳の男の子たちが親や親族に連れられてたくさん来てくれました。まずは、受付を済ませて、着付けへ。色とりどりの和装・洋装のお子さん達がかわいい笑顔を見せてくれていました。続いて、記念写真。地元の写真館と弘前の写真館がご協力下さり、千歳飴をもってポーズを決めると歓声が上がっていました。

そこから、愛宕神社へ。歩いても近いのですが、雨がぱらついたので、チーム北リアスメンバーが八戸から乗ってきたバスを使い、鳥居のもとまで移動し、階段を上がりました。本殿では、祝詞が終わると神妙な顔つきもほぐれ、式典が行われる会場に戻りました。一人一人名前を呼ばれて入場。村長さんからお祝いの言葉を頂き、お子さんの代表者からお礼の言葉が読まれ、会場はあたたかい雰囲気に包まれました。村長さんから一人一人千歳飴を受け取った後は、全員で写真撮影。村長さんの「子どもたちの笑顔と元気が大人を元気にする」というお祝いのことばどおり、参加した全員が、元気になれると感じられる行事になりました。企画段階から深いご配慮を賜りました野田村教育委員会の職員の方、ボランティアとして参加下さいました皆様に、チーム北リアスの一員として、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

夕方からは、泉沢仮設住宅談話室で、お茶会を開かせていただきました。仮設リーダーの方々の呼びかけに応じる形で開催しましたところ、老若男女、たくさんの方々にご参加頂きました。皆さんが集まって、ゆっくりと、地震以来の話をしたり、昔話を語ったりする機会は、実は、これまであまりなかったとのことで、最初の自己紹介から皆さんが次々に想いを語って下さいました。夜になって、外にたき火も焚かれ、お酒も入りますと、話はますます盛り上がり、大正生まれの方からは歌も飛び出し、伝統の曲に合わせて舞を見せて下さる女性もいらっしゃいました。

そこへまた嬉しいお客様。新潟県小千谷市から闘牛会の皆さんが訪問して下さいました。2004年の中越地震で体験された仮設住宅の生活や、辛い毎日を過ごしたときの心構えなど、心に染み入る話に聞き入る場面もありました。盛り上がったお茶会は、今後も続けたいという声が上がり、これからは、誕生日を迎える方々を誕生月にお祝いするという形で、毎月開いていくことにしました。チーム北リアスからは、現地事務所長、八戸高専、京都大学、そして、NVNADから参加し、心あたたまる時間を一緒に過ごさせて頂きました。