KSNプロジェクト・交流イベントを開催しました。

12月20日(火)17時30分から19時30分まで関学会館にて、KSNプロジェクト(K=関西学院大学、S=西宮市社会福祉協議会、N=NVNAD)の主催で、東日本大震災の影響で西宮に避難されている皆様を対象にした第4回目の交流イベントとしてクリスマス会を開催しました。
17時過ぎに参加者はおのおの関学会館に到着され、まず子どもたちだけでクリスマスソングに合わせて歌や楽器の練習を行いました。今回は6家族14名の方がご参加して下さり、子どもたちは2歳から7歳まで合計8名でした。

18時になって、関西学院大学・関先生の挨拶でクリスマス会はスタート、まずは食事タイムということで、皆さん自由にお料理をとっていただき、テーブルに座って食事をしながら、避難者同士、あるいはスタッや学生さんたちと歓談のひと時を楽しんでいただきました。18時30分からはゲームタイムということで、関西学院大学の関ゼミ生の皆さんによります○×ゲームとジャンケンゲームをしていただきました。○×ゲームでは、子どもたち一人ひとりに○×のカードを持っていただき、○か×か正解だと思う方のカードを上にあげていただきました。またジャンケンゲームでは、学生さんがグー、チョキ、パーのカードを「ジャンケン ポン」という掛け声で出してもらい、子どもたちと勝ち負けを競っていました。ジャンケンゲームには全員に商品があり、子どもたちはとてもうれしいそうにしていました。

19時からは歌の時間ということで、まず「ジングルベル」のクリスマスソングに合わせて、子どもたちが手にタンバリンやカスタネットなどを持って、それぞれ鳴らしながら歌を全員で歌いました。とても素敵な音色が会場内に響き渡っていました。次に「あわてんぼうのサンタクロース」をまた全員で歌いました。その曲が終わったら司会者の合図で会場内の照明が少し暗くなり、いよいよ「サンタさん」の登場です。大きなプレゼントの入った袋をさげてサンタさんは登場しました。サンタさんが子どもたち一人ひとりの名前を呼びながら、プレゼントを手渡ししていってくれました。プレゼントをサンタさんからもらった子どもたちは大喜び。サンタさんと一緒に記念撮影も撮りました。

サンタさんからのプレゼントも全員に配られ、サンタさんは会場を名残惜しそうに去っていきました。子どもたちに夢を与えてくれたサンタさん、ありがとう! 19時25分、いよいよクリスマス会もフィナーレの時を迎え、最後に全員で記念撮影を撮りました。参加した子どもたちは全員目が輝いていて、とても楽しいひと時を過ごしてもらえたのではないかと思います。(クリスマス会終了後、希望の家族は
関学内のクリスマスツリーをバックに記念写真を撮っていただきました)ご参加下さった避難者の皆様本当にありがとうございました。また、このクリスマス会の開催にあたり、会場の調整や備品の段取りをして下さった西宮市社会福祉協議会のスタッフの皆様、また、司会やゲーム、クリスマスソングなど事前に色々と打ち合わせと準備をして下さった関西学院大学・関ゼミ生、あるいは子どもたちのサポートをして下さった大阪大学と関西学院大学・関ゼミ生の皆様に心より感謝申し上げます。次回のKSNプロジェクト・交流イベントは2月を予定しています。