12月25日(日)、佐用町久崎地区で毎年恒例のお祭り「久崎市(くざきいち)」が開催され、チャコネット(佐用町学生支援ネットワーク)の学生メンバー5名と一緒に、佐用町へ行ってきました。朝7時37分のJR大阪駅発の特急「スーパーはくと(鳥取まで行く特急電車です)」に乗車し佐用町を目指しました。上郡(かみごおり)駅というところで各駅電車に乗り換え、9時50分に久崎駅に到着。久崎駅から徒歩すぐにある久崎商店街が「久崎市」の会場です。この久崎商店街は、2009年8月の台風9号の影響で水害の大きな被害を受けた地域で、NVNADとしては水害直後から支援に関わらせていただいている地域で、現在はチャコネットのメンバーと一緒に、水害で空き店舗となったフーズくろださんの空きスペースをお借りして、月1回定期的にコミュニティカフェ(名称:ひまわりカフェ)を開催させていただいています。
この久崎市のお祭りでも、我々はコミュニティカフェを担当させていただきました。10時からお祭りはスタート。オープニングは、上郡を拠点に活動している「ティダ」というグループによる踊りが披露され、商店街をサンタさんと一緒に練り歩いていました。久崎商店街のあちらこちらに、地元の方がうどんやラーメンなどの食べ物をはじめ、しめ縄や子どものゲームコーナーなど色々なお店を出されていました。またステージでは、コンサートやカラオケ大会なども行われていました。普段はひっそりとした久崎商店街ですが、この日ばかりはとても賑わいがありました。今回は日本レスキュー協会さんも参加されていて、セラピードッグが5頭一緒に来ていて、みなさんかわいいワンちゃんに癒されていました。
我々もフーズくろださんの空きスペースをお借りして、コミュニティカフェをさせていただきました。丸テーブルを6個置いて、一人100円で自由にコーヒーやジュースを飲んでいただきながら、おしゃべりを楽しんでいただきました。この日はクリスマスと重なっていたので、チャコネットの学生が事前に用意したお菓子のプレゼントを参加者に配っていきました。この日はとても寒かったので、暖を取るために来られた方もたくさんいました。
もちろんいつも来て下さっている常連さんもたくさん来てくださり、とても楽しく心温まる時間を過ごさせていただきました。
2009年の水害から2年4か月が過ぎましたが、毎回佐用町に行くたびに、我々の訪問をあたたかく迎えてくださり、顔見知りがどんどん増えて交流の輪が広がっていくことを、とてもうれしく思います。三宅自治会長をはじめ、笹ケ丘荘の横山支配人とスタッフの皆様、またこの久崎市の責任者である福井社長や井口様、佐用町役場や佐用町社会福祉協議会の関係者の皆様には、ホントいつもお世話になりありがとうございます。これからも細く長くお付き合いをさせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。