NVNADにたくさんのプレゼントを頂きました。プレゼントの中身は、大人用オムツと尿取りパッド。それぞれ160箱を超え、枚数にしますと1万枚以上。2トントラックで2回に分けて運ぶ膨大な量でした。
そこで、NVNADでは、いつもお世話になっている野田村と、福島県郡山市でずっと避難者を支えておられる(特)ハートネットふくしまさんに打診し、使って頂けることを確認しました。
クリスマスの3連休を利用して、運搬に力を尽くして下さったのがチーム北リアス現地事務所長の貫牛さん。野田村から、オムツと尿取りパッドの保管されている埼玉県の倉庫まで2トントラックを走らせて下さいました。まず、埼玉でNVNADスタッフと合流。倉庫でオムツと尿取りパッドをトラックに満載し、一路郡山へ。夕方遅くに到着しました。
郡山では、(特)ハートネットふくしまの皆さんが出迎えて下さり、団体の建物に搬入しました。その後、これまでの活動について情報交換をしたり、今後の展望について意見交換をしたりして交流させて頂きました。翌朝、今度は、郡山からもう一度埼玉へ向かい、2度目の積み込みを行いました。午後1時に埼玉を離れ、野田村へとトラックを走らせてもらいました。仙台を過ぎたあたりから雪。岩手県に入りますと、高速道路は真っ白で雪道の運転となりました。
野田村に到着したのは午後11時半。雪はやんで、見事な星空が村を包み込んでいました。気温はマイナス7度。早速、チーム北リアス現地事務所の倉庫へとオムツと尿取りパッドを運び込みました。作業を終えて、ふと時計を見ると、クリスマスイブもいつの間にか過ぎ去り、夜中の1時をまわっていました。
チーム北リアス現地事務所では、年末年始も学生ボランティアが活動を続けます。日頃の戸別訪問を活かし、オムツや尿取りパッドをはじめ必要とされる物資を必要とされる皆様に、1つ1つ手渡しでお届けしていきます。NVNADでは、こうした活動をこれからも支援して参ります。
この度は、素晴らしいクリスマスプレゼントをありがとうございました。そして、貴重な休暇の中、遠路はるばるトラックを運転し続けて下さいました貫牛さん、本当にお疲れ様でした。おかげさまで想い出深いクリスマスとなりました。