今回の滞在では、月末に開催予定の「第2回地域見守り勉強会」の下打ち合わせをしたり、今年度のNVNADの活動について企画を練ったり、チーム北リアスの研究チームで取り組んでいる聴き書きについて作業を行ったりしました。それぞれ機会を見てこのブログに報告させていただきます。一方、現地事務所では、八戸と仙台からボランティアの皆様がお越しになりチーム北リアスとコラボした活動を展開して下さいました。

まず、八戸からは、昨年八戸市で最も被害の大きかった地区の保育所などで植えられたヒマワリがつけた種をリレーし、思いや元気を広げようという企画で、ヒマワリの種を持ってきて下さいました。そこで、野田中仮設、泉沢仮設の皆様をお招きし、現地事務所周辺にうねをつくり、一緒にヒマワリの種をまきました。今後は、現地事務所に常駐している学生さんが管理し、8月ごろには大きな花を咲かせることになります。そして、この種がまた次の被災地へとリレーされていきます。

次に、仙台からは、仙台フィルハーモニーの木管五重奏団とソプラノの方がお越しになり、野田村の総合センターでの演奏と子どもたちへのクリニックを終えた後、泉沢仮設住宅談話室でミニコンサートを開いて下さいました。参加した現地事務所員によりますと「外のベンチで鑑賞される方もおられたり、周辺住民の方が音につられて出て来られたりと、片肘張らない気軽な演奏会となり、終始なごやかな雰囲気」だったとのことです。皆様、本当にありがとうございました。