9月2日(日)、5回目の宇治市炭山地区に行ってきました。朝9時にJR京都駅に集合し、レンタカーを借りて、炭山地区を目指しました。今回の参加メンバーは、NVNADからスタッフが2名、社会人が2名(お一人は9月21日の参加メンバー、もうお一人は佐用町や野田村などで活動経験者)、大学院生が1名の合計5名でした。京都駅から国道24号線を南下、伏見桃山城あたりで横道に入り、木幡というところから府道242号線を通って、炭山地区に10時前に到着しました。これまでは、京滋バイパスの笠取インターから入るルートのみが通行可能でしたが、それ以外にも2ルートがようやく通れるようになり、炭山地区に入るには合計3ルートが確保されていました。
まず、災害ボランティアセンター炭山サテライト兼炭山現地対策本部に寄って、ボランティアの受付を済ませ(2日14時時点のボランティアは52名でした)、神戸の被災地NGO恊働センター(8名)や名古屋のレスキューストックヤード(8名)の皆さんと合流して、午前中は本部と玩具館(上炭山地区)に分かれて、足湯を行いました。神戸の足湯隊の皆さんが作成して下さったビラを一軒一軒配りながら、広報させていただきました。この日も暑かったので、来られるかちょっと心配でしたが、被災以降、ボランティアセンターの運営に携わってこられた地元の方々にも、足湯を体験していただくことができ、僅かな時間とはいえ、リラックスしていただけたのであれば良かったと思っています。昼食後、伐採林の運び出しをしようと思っていた矢先に、突然の大雨が降りだして作業は中断、30分ほど雨宿りをしていました。14時前には雨が上がったので作業を再開しました。
昼から予定していた伐採林の運びだしは、大雨の影響で足元が悪くてむずかしいとの判断のもと、NVNADのメンバーの一部、およびレスキューストックヤードと上町の皆さんは、午後から被災地NGO恊働センターの皆さんが泥かきの作業をされていた上炭山地区の畑に行って、一緒に作業のお手伝いをさせていただきました。16時30分に作業は終了し、災害ボラセン炭山サテライトに全員戻ったのち、使用したスコップなどの用具を洗い、ドロドロになった服を着替えさせていただきました。今日で災害ボラセン炭山サテライトは閉所されるとのことでしたが、まだまだ細かな作業は出てくるかもしれません。NVNADとしては、渥美理事長を通じて区長さんと連絡をとり、必要に応じて活動を行っていければと考えています。今回の活動では、被災地NGO恊働センター、レスキューストックヤード、上町の皆さんに大変お世話になりました。本当にありがとうございました。