岩手県野田村に行ってきました。

10月19日(金)〜22日(月)の日程で、岩手県野田村行きのボランティアバス第19弾を運行しました。19日(金)14:00に西宮市役所前をバスは出発し、いつもと同じ経路である名神高速道路の米原インターから北陸自動車道に入り、新潟で磐越自動車道へ、福島県の郡山あたりで東北自動車道へ、最後は八戸自動車道経由で野田村に行きました。西宮〜野田村までは約1,300キロの距離があり、野田村には翌20日(土)の朝8:00に到着しました。(今回は神姫バスさんにお世話になりました。)

まず、野田村の津波の被害を受けた市街地をバスでぐるりと1周回っていただき、役場前ののんちゃん広場で駐車していただきました。そこで、前日から野田村入りしていた、新潟県刈羽村の皆さんやNVNADスタッフと合流しました。簡単に自己紹介を済ませ、ボランティアバスのメンバーは、まずバスでチーム北リアスの拠点に移動し、初日の活動先である泉沢の仮設住宅に向かいました。今回の仮設住宅での主な活動内容は、お鍋パーティと足湯でした。泉沢仮設住宅の談話室をお借りして、お鍋の材料を切っていき、テーブルを並べ、カセットコンロを置いてセッティング完了、談話室の外では、テントを立てて足湯の準備を行いました。

12:00頃からボチボチと仮設住宅の皆様がお越し下さり、まず足湯を体験していただいた後に、談話室でのお鍋パーティにご参加いただきました。朝は気温が3℃ととても寒かったですが、昼間はポカポカ陽気になりました。足湯やお鍋パーティを通じて、たくさんの仮設の方々と会話を楽しむことが出来てよかったです。14:30頃に片付け作業に入り、15:00には、夜に行なう『チーム北リアス1周年記念バーベキューパーティ』の準備のため、チーム北リアス現地事務所に全員で戻りました。まずテントを設営し、テーブルやコンロなどを配置していきました。

17:00前になると、ご招待していた野田村の住民の皆様がぞくぞくとやってきて下さり、日が暮れかけた17:10、拠点に滞在しているチーム北リアス現地事務局員の塩田君の司会進行で『チーム北リアス1周年記念バーベキューパーティ』が開始されました。野田村の皆様やチーム北リアス関係者など延べ60名以上の参加があり、バーベキューやお好み焼き、また、八戸のせんべい汁をはじめ、地元の方々にお持ちいただいたホタテやサンマ、鮭やしいたけなど、とても豪華な食材を楽しみながら、野田村の皆様と交流を深めました。20:30に一旦中締めがありましたが、その後、有志が残って2次会、3次会と夜遅くまで楽しい会は続いていました。我々ボランティアバスのメンバーは国民宿舎えぼし荘に移動して宿泊しました。

翌21日(日)は、朝8:30にえぼし荘をバスで出発し、9:00に拠点前でバスを降ろしていただき、昨夜のパーティの後片付けを行ったあと、2日目の活動先である野田中学校の仮設住宅に移動して、集会所でお鍋パーティと足湯の準備をしました。この日の午後は京都大学の河合先生による書道教室があり、子どもたちの笑い声も響き、集会所はとても楽しい空気に包まれていました。夕方16:30活動は終了し、道の駅のだに少し立ち寄ってから西宮へ向けてバスで帰路につきました。今回、野田村でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。そして、ボランティアバスに参加していただいた関西学院大学と大阪大学の学生の皆さん、お疲れ様でした。これからも野田村を訪問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。