2012年11月9日から11日まで野田村で活動をしてきました。今回は参加人数が3人とい うことで、バスではなく新幹線などを使いました。活動1日目の10日は新潟中越地震の被災地小千谷市の小千谷闘牛会の方等が野田村に来て下さり、午後からその方たちと一緒に泉沢仮設でお好み焼きパーティーをしました。闘牛会の方々は昨年に続き2回目の訪問です。新潟の方は支援物資として、お米と野菜を大量にもってきて下さり、私たちもそれらを配るお手伝いをさせて頂きました。仮設の方はどの方も喜んで下さり、雨で寒い中玄関で私たちと話し込んで下さる方もいらっしゃいました。ただ、機械的に物資 を配給するのではなく、個人的に話をする機会になっているので、良いきっかけ作りになっているなと思いました。仮設の方は私たちの心配までして下さり、以前野田村に来た時より日常的でささいな お話が多くでき、生活が少し良くなっているということが垣間見えて嬉しかったです。またその日は子供も数人パーティーに参加しており、その場の雰囲気が賑やかになっていました。私は子どもと遊ぶボランティアを西宮で行っているのですが、その子たちと比べると、より私たちに興味を持ってくれていて、社交的でした。大人に対して抵抗感がないなと感じました。育ってきた環境によって差はあると思いますが、遊べる環境が多様でないというのも関係しているのではないかと思います。微力ですがその子たちの遊び相手になっていれば幸いです。

活動2日目の朝は8時半頃から、泉沢仮設へ伺いました。前日の交流会の片付けや小千谷市の方が持って来てくださっていたお米をお渡しし、数人の方とゆっくりお話することもできました。休日の朝ということもあって仮設は少し静かでしたが、関西から来たということで寒さの心配をしていただいたり、前日の交流会のお話で盛り上がったり、子供たちを囲んで楽しい時間を過ごすことができました。11時頃に泉沢仮設を出発し、私たちが野田村で活動を始めて以来よくお世話になっている方のお宅に伺い、2時間ほどお話させていただきました。私も何度かお宅にお邪魔させていただいた事があったため、最後にお会いした今年の7月以来の再会となり嬉しかったです。震災直後のことも含め、これからの活動内容を考える上で重要になってくるお話が多くあり、とても貴重なお話を聞かせていただきました。

一緒に写真を撮っていただいてお別れしたあとは、野田中学校仮設へと向かいました。今までの訪問のあとにお手紙を送らせていただいていた方のお宅にお邪魔すると、お手紙に同封していた私たちの写真を飾ってくださっていて、とても嬉しかったです。久しぶりにゆっくりお話をすることができたので、あっという間に時が流れました。名残惜しかったですが、またお会いする約束をしてお別れしました。そして、15時過ぎに野田村を出発し、車で盛岡へ向かい、新幹線で東京を経由して、23時半頃に大阪に戻りました。今回は人数が少なかったため新幹線で行かせていただきましたが、大人数でバスで伺うときとは違った活動をすることができました。これからも継続的に足を運びたいと思います。野田村でお世話になった皆様、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。