1月17日で阪神・淡路大震災から18年目を迎えました。我々NVNADでは、大阪大学、京都大学そして関西学院大学の方々と共に、朝10時〜12時30分まで、西宮市民会館の会議室において「1.17被災地交流研究集会」を開催させていただきました。このつどいには、東日本大震災の被災地である岩手県野田村をはじめ、中越や中越沖地震の被災地である新潟県の塩谷や刈羽村など1.17の諸行事に各大学から招かれた方々をお迎えし開催しました。第1部では各被災地域の代表者から10分程度で、現状の様子などについてパワーポイントを使って映像を見ながら説明をしていただきました。
休憩をはさみ、第2部では、参加者全員に6つのグループに分かれていただき、「復興やこれから」というテーマについて、ワークショップ形式で約1時間ディスカッションを行いました。先の被災地の皆様による復興経験をうかがえたことは、東北の皆様にとって、更には今後の災害に備えるうえでも、大変貴重なつどいとなったように思います。そして、最後にグループごとにどんな意見が出たかを発表していただきましたが、「つながること」「次世代に伝えていくこと」の大切さなどを改めて感じました。
この交流研究集会にご参加下さいました東北や新潟、そして地元西宮の皆様、本当にありがとうございました。また、第2部でのグループの進行や記録などを担当して下さった関西学院大学関ゼミと大阪大学渥美研究室の皆さん、ご協力ありがとうございました。