「ぼうさい探検隊マップコンクール」の本審査会に出席。

12月11日(水)14時から、東京千代田区にある日本損害保険協会の本部にて、「ぼうさい探検隊マップコンクール」の本審査会が開催され、審査員として出席してきました。このマップコンクールは今年度で10回目を迎え、全国から寄せられたマップは、過去最多となる2,159作品におよびました。約13,400名の子どもたちがこのぼうさいマップづくりの活動に参加し、先生方や地域のボランティアの方々を含めると、全国で数万人規模の方々が活動に関わって下さったことになります。1998年にNVNADが西宮で「わがまち再発見ワークショップ」としてスタートしたこの防災マップづくり事業が、日本損害保険協会の皆様のお蔭で、これほどまでに全国的な取り組みに広がったことをとてもうれしく思っています。

全国から寄せられた全作品を11月に事務局で2度審査していただき、最終的に選出された15作品について、当日の本審査会で「テーマ性」「ビジュアル性」「提案性」「教育効果性」の4つの基準で審査していきました。参加した審査員がそれぞれ文部科学大臣賞、防災担当大臣賞、消防庁長官賞などを選んでいき、私どもの団体は「わがまち再発見賞」として、和歌山県日高郡で「地震津波」をテーマに取り組んだグループの作品を選ばせていただきました。毎年この本審査会に参加させていただいていますが、年々作品のレベルが上がってきているように感じています。今後もこの取り組みを通じて、身近な地域において、子どもたちを中心とした地域ぐるみの防災意識の啓発につながっていくことを願っています。尚、「ぼうさい探検隊マップコンクール」の表彰式は、来年1月下旬に東京で開催されます。