3月21日、22日の2日間、福島県郡山市にあるNPO法人ハートネットふくしまさんを訪問し、仮設住宅での活動に参加させていただきました。
21日は、毎週金曜日に郡山市富田町仮設住宅の富岡町集会所で行っているお茶会に参加させていただきました。ハートネットふくしまさんは、この富岡町集会所の他に、毎週水曜日は双葉町の集会所でも茶話会を行っておられますが、NVNADはこのお茶会に、西宮の髙山堂さんのご協力を得て、毎月1回和菓子を送らせていただいています。私が訪問させていただいた21日は、ちょうどそのお菓子が届いた日で、今月は桜の最中でした。皆さん、月に1度西宮から届くお菓子を楽しみにしてくださっている様子で、この日も大変喜んでいただけました。髙山堂さんには毎月季節を感じるお菓子を選んでいただき大変ありがたく思っています。

この日のお茶会では、皆さんと桜餅づくりにもチャレンジしました。ホットプレートで1枚1枚焼いた生地で餡を包み、塩漬けの桜の葉でくるんで出来あがり!まだほんのり温かい桜餅を皆さんといただきましたが、とても美味でした。
翌22日は、郡山市南1丁目仮設での炊き出しのお手伝いをしました。この仮設住宅には川内村と富岡町の方が入っておられます。この日のメニューは、鶏肉に白菜、大根、じゃがいもなどを味噌で味付けした汁物でした。見慣れた移動炊き出しカーの姿が見えると、仮設住宅の方々が次々と鍋を手に出てこられ、調理した150食は完配でした。

この活動に参加させていただくと、ハートネットふくしまさんが、この3年間コツコツと活動を続けてこられたからこそ生まれた関係を感じます。まだまだ先の見えない避難生活を余儀なくされている方々に、“そばにいる”ということを実践されているハートネットふくしまさんの活動を、これからもお手伝いさせていただきたいとの思いを強くしました。お世話になったハートネットふくしまの吉田さんご夫妻、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。