6月21日(土)、西宮市市民交流センターにて、ボランティアリーダー養成講座の第6回目(最終回)を開催しました。今回は、本会の副理事長である檜垣龍樹が「NPOと社会貢献」をテーマに講義を行いました。本会が発足した阪神・淡路大震災でのボランティアやNPOの動きについての話題にはじまり、阪神淡路大震災・中越、中越沖地震・東日本大震災へと繋げられている被災地のリレーの話や、コミュニティ活動とNPO活動に関する話がありました。また、NPOやボランティア活動の特性について、あるいはNPOの使命と責任といった内容についても話がありました。
特に印象に残ったのは、地域コミュニティの課題として、自治会や婦人会など地域に根差した組織がどんどん衰退してきている一方で、NPOやボランティアは増加傾向にあるが、地域社会の担い手が必ずしも充足しているとは言い難い現状がある。地域を元気にしていくためにも、既存の組織や人材だけではなく、多方面の方々が関わっていけるためのネットワークや、仕組みづくり=人づくりがとても大切だと思いました。私どもNPO側も、もっともっと地域社会とつながりを持つ必要性を強く感じました。
講義終了後には、修了証の授与式を行い、そのあと、受講生全員と意見交換会を開催しました。今回で講座は終了となりますが、これからも受講生の皆様には、本会のイベントなどにもご参加いただければと思っています。受講生の皆様、ありがとうございました。