兵庫県丹波市の支援活動(8月24日)

8月24日(日)、兵庫県丹波市に支援活動に行ってきました。今回は、西宮市社会福祉協議会さんと共同で、一般ボランティアさんを募集し、総勢約30名で作業に従事してきました。朝7時に西宮市総合福祉センターに集合し、簡単にオリエンテーションを行い、ワゴン車4台に分かれて丹波市を目指しました。経路は、西宮北有料道路を通って西宮北インターから中国自動車道に乗り、吉川ジャンクションで舞鶴自動車道に入りました。途中、西紀サービスエリアでトイレ休憩をとり、春日インターで高速を降りました。春日インターから災害ボランティアサテライトセンターのある市島支所までは約15分、9時前に到着しました。(尚、ボランティア活動に行かれる場合は、9月20日まで有料道路無料の措置があります。ただし、事前の申請が必要です。詳しくは丹波市社会福祉協議会のホームページをご覧下さい)

災害ボランティアサテライトセンター(市島支所)で、活動先や活動内容についての説明を受け、西宮から乗ってきたワゴン車4台で市島町市ノ貝集落というところに移動しました。現地までの案内は、市ノ貝集落に22日から入っておられた尼崎市社会福祉協議会のスタッフに引率していただきました。市ノ貝公民館前で自治会長さんから作業する内容について説明を受け、8名と22名の2グループに分かれて作業を行いました。Aグループ8名は、家屋の裏山が崩れて土砂が堆積したところを、シャベルで土砂のかき出し作業を担当させていただきました。Bグループ22名は、家屋の床に流れ込んで堆積した粘土状の泥のかき出し作業を行いました。Aグループは、今後雨水が家の方へ流れ込まないように、土砂を土のう袋に詰めて、家屋の横に積み上げて、昼前に作業は終了となりました。

12時になり、全員が市ノ貝公民館前に集合し昼食をとりました。昼食後に一人ひとり自己紹介を行っていただき、少しの期間でしたがボランティアさん同士の交流をもっていただきました。13時になり、Bグループの作業の続きを全員で開始しました。5つの部屋の床下に約10〜15センチほど堆積した粘土状の泥を、シャベルですくってはバケツに入れて、それを土のう袋に詰めていくという作業の繰り返しでした。粘土状の泥だったので、シャベルですくいあげるのに相当大変な作業でしたが、参加したボランティアの皆さんは、全員で力を合わせて連携プレーで頑張っていただきました。活動再開後まもなく、防災スピーカーと尼崎市社会福祉協議会のスタッフから、雨のため避難勧告が発令されたので、ボランティア活動を中止して下さい、ということになりました。

結局、完全に床下の泥を片付けるまでには至らず、とても心残りの状態で引き揚げてくる結果となりましたが、これも被災者の安全、そして、ボランティアの安全を考えれば仕方ないことだと思います。(25日昼に電話で確認したところ、25日午前中に18名のボランティアさんたちが入って作業をしていただき、昼までに泥かき作業が終了したとのことでしたので、ホッとしました)。丹波市においては、まだまだ作業の必要な場所はあります。今後も継続的な支援を検討していきたいと思っています。今回、西宮市社会福祉協議会の皆さんには、事前準備から当日の運営、そして、参加ボランティアさんへの水分補給の配慮など、きめ細かな部分まで本当に大変お世話になりました。

≪募金をして頂ける場合は、お手数ですが、下記口座宛にお願い致します≫
●ゆうちょ銀行(郵便振替)
口座番号 00900-5-29560
名義 NVNAD国内支援口
※通信欄に「丹波・福知山豪雨災害」とご記入下さい。
●三井住友銀行 西宮支店 普通
口座番号 7022161
名義 NVNAD国内支援口

※8月25日現在の募金総額は、183,000円です。
引き続き、被災者に少しでも寄り添った支援活動に努力してまいりますので、ご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
尚、物品等の受け付けはしておりません。また、募金全体の15%を上限として、支援のための間接的な経費に充てさせていただきます。