9月12日(金)〜16日(火)の日程で、岩手県野田村に行ってきました。今回は関西学院大学社会学部とバス2台を運行し、参加者は関西学院大学の先生・職員、および、学生さんたちを中心に、大阪大学災害ボランティアサークルすずらんのメンバーなどを合わせて計38名の参加でした。12日(金)18時に西宮を出発し、翌13日(土)11時前に野田村に到着しました。1日目の活動は、午前中は、翌日のイベント案内のため仮設住宅でのビラ配りや、流しそーめんの準備作業、あるいは、昼からのまち歩きの準備や、復興住宅でのBBQのお手伝いなどを行いました。昼食後は、野田村役場横の総合センターの会議室をお借りして、チーム北リアス事務局員から被災状況の説明を聞いたあとに、4名づつ9班に分かれてまち歩きを行いました。その後、陸中野田駅から三陸鉄道に乗り、2駅先の堀内(ほりない)駅で下車して国民宿舎えぼし荘に移動しました。えぼし荘では夕食後、1日の活動のふりかえりを全員で行いました。
2日目(14日)は、朝8時30分にえぼし荘をバスで出発し、野田中仮設住宅に向かいました。まず、野田中仮設住宅の集会所をお借りして、全員でハンドアロマの練習を行いました。その後、野田中仮設住宅、泉沢仮設住宅、米田(まいた)仮設住宅の3カ所にそれぞれ分かれて、住民の皆さんと交流を目的に、流しそーめんやハンドアロマ、お茶会などの準備作業を行い、12時頃から流しそーめんを開催させていただきました。そして、集会所や談話室をお借りして、ハンドアロマやお茶会なども開催させていただき、仮設住宅の皆さんとなごやかなひと時を過ごさせていただきました。また、泉沢仮設では、野田村社会福祉協議会のご依頼で、仮設から出られた方のお部屋の清掃作業のお手伝いもさせていただきました。夜はえぼし荘にて、1日の活動のふりかえりを行いました。
3日目(15日)は、えぼし荘の敷地をお借りして、下安家(しもあっか)仮設住宅や高台移転された皆さんと流しそーめんやハンドアロマをさせていただきました。その他のメンバーは、復興住宅での流しそーめんや農家の草刈りのお手伝い、あるいは、野田中仮設住宅で手芸交流などにも参加させていただきました。夕方は、全員総合センターに集合して、ふりかえりを行いました。昼間は少し暑いぐらいのいいお天気にも恵まれ、参加した学生さんの中には野田村の方々との再会をとても喜んでいたり、あるいは、初めて野田村を訪れた学生さんたちも、野田村の皆さんの優しさや素敵な景色や美味しい食べ物などにとても感動していた様子でした。今回のボランティアバスでも、たくさんの野田村の方々と交流をさせていただくことが出来ました。このつながりをこれからも大切にしていければと思っています。色々とお世話になった野田村の皆さん、本当にありがとうございました。