10月18日(土)、再び丹波市へボランティアメンバーと一緒に行ってきました。西宮を朝7時に出発し、丹波市前山サテライトに9時前に到着しました。この日前山サテライトでは、地元の丹波市職員の方々を中心に、関西国際大学やその他個人参加の方など約140名のボランティアが活動に参加していました。三重県津市からは、NVNADの会員さんの引率で、津市民防災大学のメンバーも駆けつけて下さいました。三重県津市から来て下さったメンバーの皆さんには、徳尾集落のあるお宅で、床下での消毒薬の散布や、清掃活動などを行っていただきました。細かな作業でしたが、このような作業でさえも被災家庭にとってはかなりの負担であり、自宅で安心して住める状態にしていくためには、ボランティアのサポートはまだまだ必要だと改めて感じました。
当日は、前山サテライトに、神戸に本社がある株式会社シャルレさんから、長袖の肌着が救援物資として届きました。早速、現地のスタッフと一緒に、丸首とハイネックに分け、更にサイズ別にして、テーブルへ並べていきました。夕方5時からちょうど炊き出しがあったので、それに合わせて横のスペースで、肌着の配布(お一人2枚)をしていただきました。この日、取りに来られた方の多くは、豪雨災害直後に、シャルレさんの肌着(半袖)を戴かれたようで、とても良かったという声を多数聞くことができました。被災した方にうかがってみると、下着などは1階のタンスの下段に入れておられた方が多く、豪雨災害で水に浸かり、使い物にならなくなってしまったとのことでした。
これからますます寒くなっていくこの時期に、シャルレさんの長袖の肌着をお送りいただけたことは、被災された皆様にとりましては、大変ありがたく、身体も心も温まり、これからの復興に向けての大きな励みになるのではないかと思いました。また、丹波市職員の皆さんも毎週末ごとに交代でボランティア活動に参加されています。テレビや新聞などマスコミ報道がほとんどなくなってしまった丹波市ではありますが、丹波市や丹波市社協、NPOや自治振興会など地元の皆さんも頑張っておられます。これからも地元の皆さんと協働して、サポートしていければと思っています。