11月5日(木)津門中央公園にて、平成27年度西宮市総合防災訓練が開催され、午後の地域防災拠点運用訓練に参加しました。地震発生後3日目を想定し、防災関係機関や地域の防災会、ボランティアも参加して防災拠点を運営する、という趣旨の訓練でした。NVNADは西宮市社会福祉協議会と共同でボランティアセンターの開設、給水訓練、救援物資の受け入れ・搬出訓練に参加しました。給水訓練では給水車から炊事場までの配水を、救援物資の受け入れ訓練ではトラックで運ばれてきた物資の仕分けや、配送のための積み込みを行いました。
訓練後は炊き出しのご飯をいただいて解散となりました。訓練中、頭では「どのように動くのが効率的か」ということを考えながらも、体では次々とダンボールを運ばねばならず、1時間程度でしたが充実したものに感じられました。また、災害救援において自治体とボランティアの連携は欠かせないものですが、うまく働かないと救援が滞る原因になります。ボランティアと自治体の中継ができる立場として、市に対してボランティアからの要望を伝える訓練も行いました。双方が協力し、より被災者のためになる支援について考えるきっかけとなりました。(インターン 大阪大学 井口 恵梨華)