11月15日(日)、13時から武庫川女子大学とその周辺地域において、「防災ふれあいウォーク」を開催しました。今回で3回目の開催となり、今年も武庫川女子大学の文学部 心理・社会福祉学科 心理コース2年生の防災班の皆さんに企画段階から運営まで関わっていただきました。9月から授業の中で、「進行係」「チェックポイント係」「記録広報係」に分かれて、参加者募集のチラシとポスターの作製や、ウォークラリーのチェックポイントの場所の設定や内容、あるいは、総合スタジアムと栄養科学館でのプログラムや進行などについて、約2か月間で準備作業を行っていただきました。
当日はなんとかお天気も回復し、朝9時30分に大学の正門に全員集合し、総合スタジアムと栄養科学館とに分かれてそれぞれ準備作業を行いました。12時30分から鳴尾浜にある総合スタジアムで参加者の受付を行いました。第1部は、津波災害のお話と防災クイズを実施しました。防災クイズでは学生さんたちから問題の出題を行っていただきました。第2部では、プロフェッショナルトレーナーズチーム(PTT)の坂口氏より、座ったまま高齢者の方でも出来るやさしい準備体操を行っていただきました。
そして、いよいよ第3部では、防災ウォークラリーの開催。14時前に7つのグループが総合スタジアムを出発し、まずスタッフと「あっち向いてホイ」をやって300円をもらった後、5つのチェックポイントを通過してゴールの栄養科学館を目指していただきました。この300円は、途中のコンビニやスーパーなどで、災害時に役に立つものを各グループで相談して買ってきていただくという課題を出しました。チェックポイントでは、ポイントスタッフから防災クイズ問題や体操などの指令が出され、参加者にチャレンジしていただきました。
15時頃から各グループがぞくぞくと栄養科学館にゴールしていきました。栄養科学館では、江崎グリコやキューピー、カゴメやアルファー食品など、今年も各企業・団体の皆様に協賛いただき、災害食の展示コーナーを設けさせていただきました。到着した順番に展示コーナーをまわってもらい、各担当者から災害食の説明や試食などを行っていただきました。その後、PTTの坂口氏から「防災と健康」についてミニレクチャーをしていただき、最後に主催者から今年9月に発生した茨城県常総市の鬼怒川の氾濫や、津波避難ビルなどの説明を行い、17時前に無事終了しました。参加いただきました皆様、各協賛企業・団体の皆様、PTTの皆様、当日ご協力下さったボランティアの皆様、そして、防災班と武庫川女子大学の関係者の皆様に、心よりお礼申し上げます。