子ども防災クラブを開催しました。

12月12日(土)、高木小学校で子ども防災クラブ(第4回)の活動を実施しました。今回は「災害時の避難について考えよう」というテーマで、西宮市社会福祉協議会(高木分区の皆様)にご協力をいただき、障がい者や高齢者の立場にたって災害時の避難について考えるプログラムを行いました。2人1組となり、まず、目の不自由な方を想定したグループでは、2人の片方の子どもがアイマスクをして廊下や階段の上り下りを行なったり、また、別のグループでは、手足にサポーターや重りをまいて高齢者の疑似体験を行いました。約30分でそれぞれプログラムを交代して、全員がアイマスクと高齢者の疑似体験を行いました。

体験終了後は図書室に戻って、感想や気づいた点などを全員から発表していただきました。アイマスクに関しては、目が見えなくて怖かったという感想が多く聞けましたが、高齢者の疑似体験では、サポーターのサイズが大きくちょっとぶかぶかだった、という感想もありました。改善点や工夫の余地はまだまだありそうですが、とりあえず、子どもたちにとっては、少しでも障がい者や高齢者の気持ちを感じることができ、とても貴重な経験になったのではないでしょうか。西宮市社会福祉協議会の皆様、高木分区の皆様、ご協力ありがとうございました。