4月30日(土)〜5月1日(日)の日程で、熊本県に先遣隊・第3弾が入りました。今回は西宮市社会福祉協議会の職員や関西学院大学の先生も同行して下さいました。30日は博多駅からレンタカーで熊本を目指しました。九州自動車道が全線開通しており、益城熊本空港インターまで行くことが出来ました。インターを降りてから約20分で益城町災害ボランティアセンターに到着しました。災害ボランティアセンターの運営に関わっているメンバーに少し会って情報交換したあと、被災地域を歩いてまわりました。そのあと、総合体育館に移動し、前入りしていたメンバーと合流し、熊本YMCAのスタッフと翌日の足湯の打ち合わせなどを行いました。総合体育館の避難所では段ボールのベッドが配布されていたり、屋外ではテント村が159張り設営されており、前回の訪問時から比べると生活環境は少しづつ改善されているのではないかと思いました。
翌5月1日は、総合体育館へ行き、全員で足湯の準備作業に取り掛かりました。日影がなかったので、ブルーシートで屋根をつくり、足湯コーナーの看板を作成したり、茶話会のコーナーなども設置しました。足湯のお湯については、陸上自衛隊の皆さんからご提供いただき本当に助かりました。10時過ぎから足湯をスタートさせ、体育館に避難されている皆さんが徐々に立ち寄ってきてくださいました。足湯をやりながら、地震のことや避難生活の大変さなど色々とお話をお聞かせくださいました。テント村での生活も昼間はとても温度が高くなり、体育館内の避難者を含め、長期化してくるとどんどん体調を崩される方が増えてくるのではないかと危惧しています。NVNADとしては、これからも定期的に訪問し、地元の団体などと連携しながら被災された皆様に少しでも寄り添っていければと思います。