5月8日(日)〜9日(月)、今回は、西宮の鳴尾浜でキャンピングカーをレンタルし、熊本県益城町を目指しました。目的は、キャンピングカーの機能性の確認を含め、現地にボランティアのサブ拠点の設置の可能性を探るためです。11:40鳴尾浜を出発し、阪神高速、第2神明、山陽自動車道、九州自動車道を進んでいきました。車体自体が約4トンと重たい上、高さがあり風には弱いため、もともとあまりスピードが出せない設計になっているということで、坂道では時速50キロ〜60キロ、平均しても70キロ〜80キロ程度の速度しか出せず、熊本に到着したのが夜の11:40、ちょうど12時間かかりました。走行距離は片道約700キロ。その日は、熊本市内のサービスエリアに停めさせていただき車内で宿泊しました。
翌9日(月)は朝6時から移動を開始し、益城町の災害ボランティアセンターに立ち寄り、局長からボランティアの状況について話をお聴きしました。ゴールデンウィークが終了してボランティアの参加人数は減ったが、個人のボランティアは駆けつけてきてくれており、お天気がよければ毎日平均300〜500名は参加があるという。また、ボランティアのサブ拠点(よろず相談所)についても少し意見交換させていただきました。その後、避難所となっている総合体育館の様子を伺ったあと、近くにある益城中央小学校に移動し、農業支援学生ボランティアについて、同行していたボランティアや大学生と一緒に、地元の農家さんとお話をさせていただきました。避難所生活が長引く中、個人個人の状況に変化が表れてくる時期かと思います。よりきめ細かな支援が被災地には求められてきていると感じています。