熊本地震 活動報告(8月14日)

タイトル:立ち寄り 納涼オープンカフェ ひまわり贈呈式 (益城町)

 8月14日、NVNADは、安永仮設団地の集会所にて、住民の方々の交流のきっかけとして、気軽に立ち寄れる「立ち寄り 納涼オープンカフェ」を13時から16時の時間で開催いたしました。プログラムの中では、6月17日の本ブログで紹介した「ひまわりプロジェクト」のひまわりが花開いたので、中心的に活動した高校生から仮設団地の皆様へひまわりを贈る「ひまわり贈呈式」も執り行いました。お盆の午後でしたが、たくさんの方にお越しいただき、盛況の内に終えることができました。

実施にあたり、安永仮設団地の自治会長様には、何度も活動について相談にのっていただき、その度に快く活動への前向きな助言をいただいたことで、当日もスムーズに活動することができました。ご協力に心より感謝いたしております。また、運営には、九州保健福祉大学の加藤先生、大阪大学の学生、そして地元益城町の高校生にご協力いただきました。ありがとうございました。

オープンカフェは、お茶菓子、飲み物などを用意した他に、ビンゴゲームや、トリコロキューブという子どもから大人まで楽しめるゲームなども行い、レクリエーションとして楽しんでいただきました。カフェには、およそ30人の住民の方々が来られ、和気あいあいとした雰囲気でお話に花を咲かせておられました。
 ひまわり贈呈式は、14時から行われ、6月からひまわりをずっと見守って育ててきた高校生から、プロジェクトと被災された皆様への想いを綴った手紙が読み上げられました。そして、「はるかのひまわり」と書かれた看板を、団地を代表して自治会長さんに受け取っていただきました。自治会長さんからは、「ひまわりのように元気に、復興に向かって頑張っていきたい。ありがとう。」というコメントをいただきました。

今回は、2回目の活動ということもあり、安永仮設団地の皆様と少しずつ信頼関係が築けてきたように思えます。特に、自治会の三役を務める方々とは、活動の趣旨や目的にも賛同していただきながら、開催することができ、良かったです。熊本地震発災からちょうど4ヶ月の日に、仮設団地の住民の方々とこうした交流会を開催できることを嬉しく思うとともに、これからも、中長期的な視点から支援活動を継続していきたいと思います。
 今後も、私たちの活動を支援してくださっている方々のご期待に沿えるよう、頑張りたいです。