タイトル:足湯カフェ&子ども縁日納涼祭
8月27日、28日、NVNADは、安永仮設団地の集会所にて、温かい湯に足をつけながら手もみでほっと一息つける「足湯カフェ」、そしてお子様向けの納涼祭として「子ども縁日」をそれぞれ開催した。足湯カフェには、主に年輩の方に参加していただき、実際に触れ合いながら交流をすることができました。また、子ども縁日には、仮設団地に実際に住まれている子どもたちの他にも、仮設団地の親族の方のお子様などもたくさん来られ、集会所が一杯になるほどの賑わいに包まれました。
実施に際しては、今回も安永仮設団地の自治会長様や、集会所の管理人様に快く受け入れていただくことができました。ありがとうございました。また、運営には、熊本大学の八ッ塚先生、大阪大学学生、西宮市社会福祉協議会の皆様などにご協力いただきました。ありがとうございました。足湯カフェは、集会所の中にブルーシートを敷き、床を濡らさないようにした上で、たらい3つを使って行いました。足湯を待っていただいている間は、畳のスペースでお菓子とお飲物を提供させていただき、カフェでお話をさせていただきました。足湯でリラックスしていただくことで、普段とはまた違った住民の方の声を聞かせていただくことができたので、「つぶやき」としてシートにまとめさせていただきました。集めた「つぶやき」を参考にしながら、今後の支援の在り方を考えていきたいと思います。
子ども縁日では、ヨーヨー釣り、わなげ、シャボン玉を出し物として用意させていただきました。安永仮設団地に実際に住んでいるお子様以外にも、実際にそこに住んではいない親族のお子様が多く来られ、週末などはそういったお子様が多く出入りされているということを改めて実感することができました。そういったお子様連れのご夫婦の方にとっても、なかなかお子様が遊び場所を見つけづらい仮設団地においてそのようなイベントが開かれることで、一息つける場所を作ることができたのではないかと感じました。
今回でNVNADとして安永仮設で行ったイベントは3回目になりましたが、やはり毎回「初めて」来られる方がいらっしゃるのが印象的でした。これまでのイベントも、興味はあったが都合が合わず来られていなかったという声もあり、まだまだ継続して行っていく必要性を感じました。ただ同時に、何回も来てくださっている方も増えてきており、そのような方を大事にしつつ、「まだ参加できておられない方」への視点を忘れないで、ご支援させていただければと思っています。
今後も、私たちの活動がたくさんの方々に支えられて実現できているということを忘れず、頑張っていきたいと思います。