9月30日(金)〜10月2日(日)の日程で、熊本県益城町の安永仮設団地に行ってきました。今回も西宮市社会福祉協議会との共同開催となりました。今回参加したスタッフ&ボランティアは6名で、30日は大阪駅から夜行バスに乗り、翌1日朝8時過ぎに熊本に到着しました。熊本県庁前で前日から前入りしていたスタッフと合流し、益城町の安永仮設団地に向かい10時頃に到着しました。現地では、2007年に発生した中越沖地震の被災地である新潟県刈羽村から来られた社会福祉協議会の関係者4名をはじめ、熊本大学の八ッ塚先生や大阪大学の学生さんなどとも合流し、一緒に活動を行いました。
1日目は、集会所をお借りして、カフェとお手玉やコマなどの昔遊びのプログラムを通じて、仮設の皆さんと交流させていただきました。午前中は打ち合わせや準備作業を行い、13時からプログラムを開始しました。13時30分頃から集会所に住民の方々が徐々に集まって来られ、刈羽村からのプレゼントとして、お米とお菓子、メッセージ付の手作りのコースターとストラップを受け取っておられました。(集会所に来られなかった方には戸別訪問でお配りしました) 皆さん、刈羽村からのプレゼントにとても喜んでおられました。その流れで、カフェでお茶を飲みながらお話をされたり、お手玉やコマ遊びをされる方もいました。16時にはプログラムを終了し、解散となりました。
我々西宮組は阿蘇に宿舎を手配していたので、刈羽村の皆さんや熊本大学の先生とは一旦別れました。翌2日、西宮組はテクノ仮設団地と木山仮設団地に少し立ち寄ってから、安永仮設団地の集会所に向かいました。そこで、朝9時30分に全員が集合し、簡単に打ち合わせしたあと、準備作業を行いました。2日目も集会所でカフェを中心に13時から15時まで開催させていただきました。1日目は約30名の参加者でしたが、2日目は参加人数が少なくはなりましたが、とてもアットホームないい雰囲気で、お話が出来ていたと思います。ただ、やはりこのようなカフェを開催しても、なかなか出て来られない方がいるので、そのあたりのことも今後は課題だと思いました。
震災からもうすぐ半年を迎えますが、自宅の再建や生活設計など、なかなか将来の展望が見えない状況の中で、個人個人の状況は違えど、心身の疲労の蓄積と、不安や悩みがどんどん大きくなってきているように感じました。ボランティアで支援できることは限られているかと思いますが、このような交流の場を通じて、ほんのひと時でも、ホッとしていただける機会をつくっていければと思っています。微力ながらこれからも関われたらと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。