6月24日(日)
吹田市災害ボランティアセンターに活動に参加しました。午前中はマンションの10階にお住いのご家庭で、地震で壊れてしまった大型の食器棚やキッチンラックなど、1階の置き場まで運んでほしいという依頼内容でした。このマンションは全体が大きな被害を受けていて、廊下の壁などにも至る所でヒビが入っていました。上層階になればなるほど揺れが大きく、タンスや食器棚が被害を受けたことがよくわかりました。また、地盤と建物の関係で揺れが大きかったり小さかったり影響があったようです。このマンションはエレベーターが2機あったが1機が動いていなく、もしエレベーターが停止した状態が長く続くと、高齢者などは孤立してしまう恐れがあると思いました。
午後からは、大阪大学の稲場先生や阪大の学生さんたちとチームを組んで、ニーズ(お困りごと)の掘り起こしのために、ある地域のマンションや一軒家を訪問し、チラシを配布させていただきました。マンションは管理人にご挨拶してから各ご家庭のポストにチラシを入れようと思ったのですが、この日は生憎日曜日で、管理人も滞在していないマンションもあり、セキュリティの関係から1階にあるポスト部分にも入れず、チラシを配布できなかったケースもありました。本日のニーズは新規25件、完了27件、継続3件、調整中22件、ボランティア71人でした。
6月25日(月)
この日は、午前中事務所での作業を済ませ、昼から吹田に移動しました。午後の活動は、一軒家でお1人住まいの高齢者のお宅で、地震で動いてしまったピアノを移動してほしいとの依頼で、吹田市社協職員とボランティア2名の計3名で行きました。ピアノは重たくて、高齢者一人では到底動かすことは無理だと思います。今回の地震では外見上からは何の被害がなくても、自宅内は被害を受けられている家庭も多く、特に1人住まいの高齢者などはなかなか対応ができない場合が多く、ボアンティアの必要性はあるように思いました。作業自体は20分程度で終了しましたが、とても喜んでくださっていたので、よかったかなと思います。本日のニーズは新規28件、完了20件、継続 —件、調整中37件、ボランティア28人でした。
6月26日(火)
午後から学生5名と一緒に吹田市災害ボラセンに行きました。それぞれマッチングによって活動しました。NVNADから参加したメンバーは、理事長&スタッフ2名は、青葉丘のマンションで一人住まいの高齢女性の家で家具の移動を手伝いました。他のメンバーは、同じく高齢者宅でのタンスや仏壇などの移動や後片付けなどの作業を行いました。前日に事務所に岩手県野田村からのだ塩飴とのだ塩が届きましたので、災害ボランティアセンターにて紹介し、ボランティアにと配付させていただきました。ニーズ34件、完了13件、継続2件、調整中50件、ボランティア48人のべ459人。今回の大阪北部地震の支援活動においては、近畿ろうきん社会貢献預金「すまいる」の寄付金を活用させていただいています。