九州保健福祉大学の加藤謙介先生(ココロープの2020年9月26日付ブログにご寄稿いただいています。)が、熊本地震の被災地、益城町の災害公営住宅を訪問され、その様子をブログにまとめてくださいましたのでご報告させていただきます。
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渥美研究室OBの加藤謙介です。
今回は、熊本地震からの復興を目指す、熊本県益城町からの報告です。
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益城町では、今年4月から、被災された方々の災害公営住宅への入居が本格化しています。しかし、コロナ禍の影響で人の集まりが制限されてしまい、新しいコミュニティづくりが難航しています。
私がお世話になっている木山下辻公営住宅では、益城町社会福祉協議会様のご尽力で、ようやく9月から、感染症対策に細心の注意を払いながら、月1回の茶話会が開催できるようになったとのこと。
この集いの場づくりに何かお手伝いできないものかと、NVNAD・戸口さんにご相談したところ、「髙山堂」様から、銘菓「富貴花」「まーめいど」をご提供いただけることに。お預かりしたお菓子を、11月26日の茶話会にお届けしました。
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「富貴花」も「まーめいど」も、どちらも上品な甘さの和菓子で、皆さん大変喜んで召し上がっておられました。また、高山堂様が阪神・淡路大震災で被災された後、福島の仮設団地・災害公営住宅への支援をずっと続けておられることをお伝えすると、住民の方々も深く感じ入っておられるようでした。
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お茶会では、皆さんいっしょに「スノードーム」の制作も。午前・午後で20名以上の住民の方が参加され、これまでのこと・これからのこと、様々なお話で盛り上がっておられました。私とは初対面の方がほとんどでしたが、地震直後に来熊したボランティアさんとの意外なご縁が見つかるなど、楽しいひと時を過ごすことができました。
(後半)へ続きます
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