こども消費について考える

こんにちは、キッズドアの渡辺です。

すいません、昨日予告した学校支援フォーラムの写真ですが、
デジカメのカードリーダーが行方不明なので、もう少しお待ちください。

ということで、本日は日ごろ渡辺が考えていることを少し。

今、読売新聞の社会面で「こども消費」という特集をやっています。

第1回は「<子ども>消費…部屋はおもちゃの山」

連載記事なので、ネット上で連載記事がずっと見れないかと探してみたのですが見つけられませんでした。

もし、どなたかご存じでしたら、お知らせください。

その中で、日本ではこども向けの広告に対する規制が
世界に比べて非常にゆるく、まだ判断力のつかない
幼い消費者を消費者に対する刺激が多すぎるのでは?

確かに、たとえば通信教育のDMなどには、こども向けのマンガがついていて
そのストーリーは

この通信教育をやれば、進級しても勉強の心配なし

みたいなストーリーがあり、続いて

お母さんへの頼み方のシーンまで載っています。

この漫画を読んだ子どもが

「ちょっとやってみようかな、お母さんにこんな感じで頼んでみようかな」

というのを期待しているんでしょうか?
効果あるのかなぁ、こういうの。

高い洋服でも、ゲームでも子どもの大好きな番組で
その番組で出ている人が
「今度はこれが出るから買ってねぇ」
ってやってますもんね。

こういう手法は
ホストセリング というそうで、アメリカでは30年前から規制があるそうです。

そもそもスウェーデンやデンマークなどでは、12歳未満の子ども向けテレビ広告を
全面的に禁止しているそうです。

同じ記事にのっていたのですが、ニューヨーク在住のお母さんが
6歳の娘さんを連れて日本に一時帰国すると
「子どもへの誘惑がいっぱいで、がまんさせるのが大変」とこぼしているそうですが
私たちは、毎日その大変な状況の中で暮らしているわけで、
これはちょっと考えなければいけないなぁ、と思っている次第です。