少子化対策!一歩前進、一歩後退

こんにちは。
キッズドアの渡辺です。

11月3日の新聞に、「出産費の一時金、支払い不要」のニュースがありました!

退院するときに、多額の現金を用意しなきゃいけないのは本当に不便でしたから、これは朗報。「病気じゃないから、保険は効かない」と言われても、退院するときに札束を用意しなきゃいけないんですから、大変でした。

これで、少子化が止まる!とは思えませんが、
こういう物理的な施策が実施されるということは、
政府が本気で取り組んでいる証だと思います。

その本気度が、周りに伝わって、どんどんこどもや妊婦に優しい
社会になっていくといいですね。

妊婦検診も15回分無料になる方向だそうで
これで安全なお産が増えればいいです。

産婦人科医の不足に関しても、診療報酬を2倍にするとか、
思い切った対策を打って、産婦人科の先生が、安心して仕事に打ち込める
環境を、早く整えて欲しいです。

そうかと思えば、怒り心頭のニュースもありますね。
無保険のこどもが3万3000人。

たまたま、このニュースの特集を見ていたのですが、
ご主人が怪我で仕事ができなくなって、国民健康保険が支払えなくなった
という3人のお子さんを持つご家庭で
3人のこどもが熱を出して、病院にいったら
「1万円以上の実費がかかる」と言われ
お金がないので、熱のあるこどもをつれて
役所に行って、事情を話したら
「保険証は出せません」
の一点張り。

39℃の熱のある赤ちゃんを2番目の子を抱いている
お母さんに対して、もう少し対処の方法があるでしょうに!

そのお母さんも
「この子に万が一のことがあったら、あんたたちのせいだからね」と
行って、泣きながら帰ったそうです。

規則云々の前に、熱を出して苦しんでいるこどもを抱えたお母さんの
相談に、どうしてもう少し親身になってあげられないのでしょう。

どんな法律よりも、「こどものことを本気で考える」姿勢が
一番大事だと思います。

みんながこどものことを大事に考える社会、
日本もそういう社会になりたいです。