廃業するお風呂屋さんは宝の山 其の参/神田温泉

*カラン*
 お湯は赤色・水は青色の取っ手がおなじみです。パッキンやスピンドル等を自分で交換していましたが、この部品が手に入りません。手持ちのものが無くなったら、別のメーカーのものを丸ごと購入しなければならなくなりました。シャワーも同様です。
口径が違ったら、壁をはつって配管からやり直さないといけません。
廃業の銭湯で持って帰った、カラン・シャワーはタイプが違いますが配管の口径が同じなので転用できます。見てくれは、悪くなりますが新品を購入するよりはマシ。

*防水灯*

 蛍光灯に透明な筒のカバーが付いた防水灯をご存じでしょうか?蛍光灯がむき出しのタイプもありますが。この防水灯のメーカーが、大阪には1社しかありません。
その対応が横柄で、自社製品以外修理はおろか、相談にも応じません。
自社製品か否か見に来てくれと言ったら「そんな暇はない。」、再度電話したら、「仕事の邪魔。」と言われました。今時、こういう会社が存在すること自体希少価値ではありますが。
今回、6本もらって帰りました。これで、故障してもしばらくは安心。

*目皿*

円形の目皿ですが、口径が何種類もあるようです。うちの目皿のネジ止め部分が割れてしまい、取り寄せしようとしたら廃盤とのこと。同じ口径の目皿は、無いので
床をはつって、目皿を受ける枠側も交換しないといけない。

今回、もらってきた目皿も口径は少し大きいのですが、削れば使えます。
別の工務店の目皿は、1個8,000円します。直径が違うだけです。鋳物なので高価。

*籐むしろ*

脱衣場の籐むしろはご存じですか?最近は、カーペットの所もありますが、私は
カーペットは好きではありません。カーペットだと足触りが、気持ち悪い。
濡れていたら、なおさらです。

この籐むしろですが、国産ものを編んでいるのは石川県の業者一軒だけです。
他の都道府県で、国産物の籐むしろを納入しているところは、ここの業者の籐むしろを
切り貼りしているだけです。国産物は、だんだん手に入りにくくなって高価になっています。私の所のような、狭い脱衣場でも男女敷き替えて120万円近くかかりました。
東南アジア産の籐は安価ですが、白っぽいので、初めは綺麗ですが、すぐに黒ずんだりささくれだったりします。かといって、国産にするのも今のご時世二の足を踏んでしまいます。組み合わせブロック式の籐もどき敷物もありますが。