みなさん、こんにちは・・・。
相変わらず猛暑が続いていますが、飲料関係は今が勝負時です。
風呂屋には、瓶ものの飲料がおいてあります。牛乳・コーヒー・フルーツ牛乳・
ミカン水・ラムネ等々。たいてい銭湯専門の問屋さんが配達しています。
銭湯によれば、一回の配達に牛乳五本だけといったところもあります。
業者にすれば、採算はまったくとれません。年々、配達の回数が減ってきました。配達コストの削減の為です。結果、搬入本数の多いところで上げる利益で帳尻を合わせています。長年の付き合いで、切ることも出来ずに・・・。
さらに、ネットショッピングの発達で１本１０円の水なんて購入できるようになりました。送料込みで、１本５５円くらいになりますが、それでも問屋からの同商品の仕入れ値より安い。
アイスクリームの配達をしてもらっている業者さんが、「大阪西成区の銭湯が６０軒から４０軒になった」と嘆いていました。
ジュースの配達も今が稼ぎどきとばかりに走り回っていますが、正社員と歩合制があります。歩合制で配達している人は、当然ガソリン代も自分持ち。車のクーラ切って、汗だくで配達しています。ガソリン代が１万円は、違うそうです。
風呂屋の衰退は、それに関わる様々な業者も巻き込んでいます。
あらゆる面で、負のスパイラル常態です。
くいだおれ太郎のように、旅に出たくても出られません・・・、夜逃げなら別ですが。
