北区十条、建物と庭も見どころの久保の湯、活用されている旧軍施設

アートグループ巡回展、ブログ見ているだけでも楽しそうですね。東京からは遠いですが、ぜひ行きたい!スタッフの皆様、大変お疲れ様です。

機器の故障で更新が数日遅れで、すみません。今回は北区上十条の久保の湯です。
十条駅のまわりはにぎやかな商店街がいくつもあり、また銭湯も数多くあるうれしいエリアです。京線十条駅の西口を出て左手に少し行ったところにある久保の湯は純和風の外観で、「久保の湯」と書かれた玄関の軒の細工が見事です。

番台ではなくフロント、池と石橋の坪庭が広く、縁側で涼むことができます。浴室のペンキ絵で富士山と湖、境はタイルで欧風のお城。お湯はちょうどいい湯加減でした。

久保の湯 北区上十条2丁目8−16 15:30〜24:30 月曜お休み 埼京線十条駅から5分くらい

久保の湯からちょっと南に行った家政大学のあたりは火薬を製造していた東京第二陸軍造兵廠があったところ。いまでも倉庫風の古い建物が様々に使われています。
線路に沿って延々と続く煉瓦の塀、埼京線を渡る引き込み線の橋台跡など放置されているものもありますが、埼京線の東側へ行くと、中央公園付近は第一造兵廠跡、洋風の本館は文化センターになり、図書館も煉瓦建物を活用しています。

ぶらぶら歩いていると所々に遺構があって、それぞれに新しい使われ方をしているのが興味深いです。