中野区桃園川緑道と高砂湯の煙突

明けましておめでとうございます。本年も「銭湯とまち」ご愛顧のほどお願いいたします。
更新が遅れているのは、昨日台北桃園空港から成田へ戻ってきたのが理由なのですが、そこで今日は中野区の桃園川沿いの高砂湯さんという強引な展開へ。

桃園川は杉並区の天沼弁天の池を水源に、杉並区から中野区を東西に横切っていますが、いまは流れはなく緑道になっています。整備された方もいろいろ工夫されたのでしょうか、勾配や屈曲もうまく使われていて、楽しい雰囲気の道です。犬を連れた方、ジョギングの方、地元にも親しまれているようです。桃園川緑道を西へ向かうと、紅葉山通りを越えて右へカーブしていく前方、夕陽の方角に高い煙突が見えてきます。

高砂湯は三角屋根でちょっとモダンな教会風の建物です。脱衣場はきれいに改装されて、柱時計は名残でしょうか。頭上が広々としたかまぼこ型天井の浴室でまず目を引くのは壁絵で、シンプルな富士山が男女にまたがってあり、両脇に竹林を控えめに配したもの。

しかしなによりもこの銭湯のおすすめは露天風呂です。建物の外にあって、男湯の露天風呂から見上げると、青空に向かってそびえる高い煙突、すごく爽快な気分です。

高砂湯 中野区中央4−49−2 15:00〜24:30 月曜お休み JR中野駅、丸の内線新中野駅から10分