シンポジウム参加! レポートは江古田第二土地区画整理と練馬区の江古田湯です

以前からブログでご紹介がありましたが、20日東京大学で開かれたシンポジウムに、銭湯文化サポーター’Sのラッキー植松代表と内田利恵子さんが出演されましたので、速報です。
他の参加者の方とともに、銭湯について、熱い思いを語られました。(お湯の温度ではなくて・・・)

さて、まちと銭湯のレポートは、練馬区の方の江古田湯です。江古田という地域は広くて中野区から練馬区に及んでいます。中野区の江原もかつては江古田の一部で、江原の観音堂には中野区江原町のエリアで行われた江古田第二土地区画整理の碑があります。昭和11年から15年にかけて、目白通りなどの道路と、江原公園、千川上水の分水などが整備されたようです。
江古田第二地区の北端付近に「練馬区の」江古田湯があるはずで、観音堂あたりからも煙突が見えていますが、近くまで行くと急に道が狭くなり銭湯がどこにあるか分からなくなります。道が途切れるのはちょうど中野区と練馬区の境で、練馬側は区画整理事業が行われないままになってしまったようです。
江古田湯は西武江古田駅前を通る商店街から一筋南の細い通りに面しています。ここも商店街なのですが、人通りが少なく、また江古田湯の前に元駄菓子屋?の廃屋があったりして、ちょっと寂れた感じです。
江古田湯の建物は和風ではなく、浴室の天井も緩やかな傾斜がついていて、高い明りとりと湯気抜きの典型的な東京の銭湯構造とは異なっています。ペンキ絵はなく大きな魚?の抽象画のタイルです。

江古田湯 練馬区旭丘1−17−3 15:30〜25:00(日曜、祝日は15時〜) 第2、4水曜お休み 西武池袋線江古田駅から5分