地下鉄にもある踏切、東上野の鶴の湯

上野駅に近い鶴の湯は、マンションの二階に階段で上がりる異色のアプローチですが、脱衣場全体は和風の雰囲気が漂っています。天井、戸など木を多用。ビルながら番台はなにより雰囲気づくりに役立ちます。にぎやかなおかみさんも和服です。
浴室も、木の桶、天井はコンクリートだけど梁を黒く塗って木の雰囲気。タイル絵は大きなモザイクで飛ぶ鶴の姿です。
鶴の湯 台東区東上野五丁目22-7 15:00〜24:30 稲荷町駅から5分くらい、上野駅からも歩けます

近くにはその筋で有名な地下鉄の踏切があって、メトロ銀座線の車両が、ねぐらである上野検車区へ出入りする線路が道路を横切っています。普段は鉄道側が柵で閉じられていますが、電車が通る時は本来の踏切のように道路が遮断されます。道路からのぞくと、車庫が間近に見えています。銀座線の電車は第三軌条から集電していますが、もちろん電気の通ったレールが道路を横切るわけにはいきません。電車は加速しておいてノッチオフ、惰行で通り抜けるのでしょう。回送電車しか通らないので体験してみることは困難ですが・・・