湯パーク日暮里、戦災復興区画整理第34地区と日暮里を行きかう列車

日暮里駅から湯パーク日暮里へ行く時は布の街、布の道を歩いてきます。名前の通り、繊維関係の問屋さん、商店がたくさん並んでいます。このあたりは戦災復興区画整理第34地区、約35ヘクタールの区域でした。地区のすぐ西側には「羽二重団子」があります。日暮里舎人線ができたりして日暮里駅近くは近年大きく様変わりしましたが、下町的な雰囲気も残っています。 
湯パーク日暮里は二層建てで、男湯、女湯が時々入れ替わるようです。通りからもにぎやかな二階の声が聞こえてきました。ということは今日は一階が男湯です。
きれいな熱帯魚のタイルを背景にした浴槽は、広くてゆったりくつろげます。午後一時からという営業時間と場所柄、サウナに人気があるようです。
湯パーク日暮里 荒川区東日暮里5−26−8 13:00〜25:00 木曜お休み 日暮里駅から10分

日暮里は汽車好きには楽しい町です。鴬谷寄りの跨線橋から、あるいは常磐線のホームから通過する列車を見るためによく通いました。
お気に入りは長距離を走る客車の鈍行列車で、なかでも郡山行き、一ノ関行きなどの東北線の普通列車の客車は渋い茶色で、運がよければ機関車も茶色のEF57です。山形・会津若松行きの臨時急行「ざおう51号・ばんだい51号」も茶色の客車なのでEF57ならよく似合いました。といったふうで、様々な姿の列車が通り、いつまでも飽きませんでした。写真は上野を発車して日暮里駅に差しかかるざおう・ばんだい51号です。
今は日暮里駅のすぐ北側にできた跨線橋が名所になって、デジカメ片手に子供連れのお母さん方も来られるとか。