神田川沿いは歌のイメージ通り、銭湯がたくさんありますね。このブログでも神田川やその支流沿いの銭湯を何カ所も訪ねましたし、実は神田川の支流沿い、という銭湯もたくさんありました。
初台からスタートして川跡を追跡してくると、氷川神社までくれば神田川本川までもう少し。ところどころに地上を流れていた頃の橋の名残がある遊歩道のような道を行き、山手通りと交差します。間もなく羽衣橋、道路の交差に段差があって橋のイメージが残っていて、この左手に羽衣湯があります。このあたり、ほんまちの本町とほんちょうの本町、渋谷区と新宿区と中野区が入り混じってちょっとわかりにくいです。というのも昔の川筋が境になっているからでしょうか。
さて、羽衣橋からカーブしている川跡の道を眺めると、こっちに向かって必死で逃げてくるブタの背後には大きく口を開けて追っかけるカバが！もちろん遊び場のベンチです。ブタは羽衣湯の方へ逃げようと考えているようです。というのも羽衣橋を挟んでブタたちの行く手にも口を開けた別のカバ・・・などと馬鹿なことを考えながら羽衣湯に着きました。
羽衣湯は大きな近代的な建物です。下足の鍵と脱衣箱の鍵は引換です。脱衣場から引き戸を開けて入ると、いきなり階段です。浴室は２階なんですね。写真の半円形の部分が浴室でした。（２４段の階段はとてもカバは昇ることができないのでブタはきっと逃げ切りです。）
浴室は広くて、二段に分かれています。半周窓に囲まれた方の浴室は青い天井で明るく、さらに露天風呂もあります。湯温も水風呂以外に高低の温度がありとゆっくり楽しめる銭湯です。
羽衣湯 渋谷区本町3-24-20 14:00〜25:30（日曜は13:00-） 金曜お休み 大江戸線西新宿５丁目から5分くらい
