伊藤博文が住んだ街、西大井のピース湯

西大井駅を出て右手へ、踏切を渡ると右側にある立派な門のある森の前に、初代の総理大臣伊藤博文の墓所の碑が立っています。このあたり、伊藤博文の屋敷があったことから旧町名は伊藤町といったそうです。近くには伊藤学園小中学校があり、いかにも私立らしい名前ですが、品川区立の小中一貫校で、校名はやはり伊藤町(伊藤博文)から採ったようです。そのまままっすぐ行くと左手児童公園の隣にある集会所には、伊藤町町会所という看板があり、大井五、六丁目になった今でも伊藤町の名前があちこちに残っているみたいです。

ピース湯はその伊藤町会所の前の坂を降りていく途中にあります。ビルの銭湯で、フロントでロッカーの鍵をもらって帰りに返す仕組みです。脱衣場が少し狭く、特に壁に沿ってL字型に並ぶ角のロッカーがあたると、着替えスペースが不足気味なので、譲り合って使いましょう。洗い場もあまり広くないのですが、浴槽は多彩で広く、ゆったり手足を伸ばして温まることができます。
ピース湯のうりは軟水で、温泉のようにすべすべ、ほかほかです。「お湯の量は12トン、30分で濾過できる装置を備えています。」
ピース湯 品川区西大井6-15-16 15:30〜24:30 月曜お休み(祝日は営業) JR西大井駅から8分