都会のオアシス池袋の森、平和湯も

池袋駅西口の平和通商店街を北上すると、道の西側は戦後土地区画整理事業で道路や公園が整備されたエリアで、道が広くビルが並びます。東側は戦後もそのままの姿で残ってきた地区、路地のような細い道で近寄りにくい雰囲気ですが、中には残ってよかったものもあります。
平和通商店街の右手に池袋の森の案内標識、細い路地の奥にある区立池袋の森は、島田錦蔵博士邸の跡を区が買い取って保存した小さな公園で、ごちゃごちゃした都会の中に取り残されたような自然の緑の空間です。林学博士が研究用に植えた樹木の小さな森の公園は平成9年に開園し、お昼間だけでが公開されています。

そのすぐ先左側のビルの地下にある平和湯も都会のオアシスです。脱衣場も浴室もシンプルで装飾はあまりありませんが、地下なのに明るく、すっきりしています。地下だからかえって採光や換気に気を使っておられるのかもしれません。ヒートポンプで沸かしたお湯で、かなり熱いのですが、柔らかく気持ちよく浸ることができます。池袋駅から近いので何かと便利です。
平和湯 豊島区池袋2-64-11 15:00〜25:00 月曜お休み(26日の場合は翌日お休み) 池袋駅から5分くらい