密集住宅街の防災スペース、関原防災果樹園と足立湯

尾竹橋通りに近い関原1丁目の竹の湯から東へ二筋行って、北へ曲がると右側に関原防災果樹園があります。密集した街区の中央部の空き地を活用した防災広場で、一時避難地、防災活動拠点と避難路を兼ねた小さな公園です。ここは果樹園という名前のように梅や柿の木が植えられていて、季節にはちょっと楽しそうです。足立湯や竹の湯のある関原はなにせ道が分かりにくい地域なのでいざというときのオープンスペースは貴重ですね。住宅が密集していますので、街角では防災関係の掲示をよく見かけます。

ここはから北に行くと足立湯はすぐです。しかし足立湯は鉄道駅からはかなり行きにくく、東武伊勢崎線梅島駅から足立梅田町のバス通りを南下し、梅田町神明通りと梅島第二小通りのバス停の中間から西へ入ると行けますが、2kmくらいあります。道が碁盤の目でないので分かりにくく、特に方角が分からない夜間は要注意です。実は正月の松の湯に続いて、帰り道にまたまた間違えて、梅島駅に行くはずが、荒川に突き当たってしまい、千住新橋を渡って3駅先の北千住駅にたどり着きました。
さてその足立湯は 千鳥破風の和風建築を改装したきれいな建物ですが、内部は伝統的な構造です。脱衣場のサイドには庭もあります。浴室では浴槽の背後の壁が大きなモザイクタイルで、男湯は森の中、女湯は空と太陽?のかなり鮮やかな印象的な図柄です。壁画の一部分に大きなテレビが埋め込まれていますので、みんな普通と逆に奥に向かってお湯に入っています。
足立湯 足立区関原2-6-12 15:00〜24:00 金曜お休み 東武伊勢崎線梅島から15分