今回も続けて東京以外からの紹介です。新潟市は銭湯ががんばっている街です。夕食にはお寿司を食べてから出かけました。さすがに新潟はお寿司が美味しいです。
元々の新潟のまちは万代橋を渡った信濃川の左岸に広がっていて、新潟駅の方は比較的新しく開けました。このため新潟駅からは少し距離がある銭湯が多いのですが、駅から歩いても近いのがみどり湯です。駅から南の国道に出て右折して西へ行くと、二つ目の信号の北一筋目あたり、ビルの一階にあります。脱衣場はロッカーもありますが、棚に籐の脱衣籠がメインです。浴室は、中央にある丸い浴槽が特徴で、このためカランは島カランがなく、壁側だけです。サウナもあります。学生さんらしい若い人が多くて賑わっていました。
銭湯ではありませんが、麒麟山温泉の冨久住さんで立ち寄り湯も楽しんできました。
まず磐越西線鹿瀬駅から約2時間歩いて、平瀬(びょうぜ)トンネル上から阿賀野川を見下ろす絶景ポイントへ。ちょうどお昼頃にC57型蒸気機関車が牽引するばんえつ物語号が、猛烈な煙をあげて眼下の阿賀野川深戸橋梁を渡ります。
ここから川の奥に見えているのが麒麟山温泉です。山の登りの後の温泉は格別です。お湯につかりながら、阿賀野川の川面を渡る涼風を楽しむことができます。