平成27年の初湯は池之端、六龍鉱泉の熱い方に挑戦

ちょっと遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年も銭湯文化サポーター’S、よろしくお願いいたします。
平成27年最初の街と銭湯は、やはり初湯ということで、今年は上野池之端へ行ってまいりました。まず千代田線湯島駅で下車、近くの旧岩崎邸庭園へ。お正月はミニコンサートなどの催しもあります。ジョサイア・コンドル設計の華麗な洋館が有名な岩崎邸ですが、そばに立つ撞球室の特別ガイドが3月にかけて何度か行われます。撞球室もコンドル設計ながらイメージは全然違う山小屋風で、こちらも素敵な建物です。ぜひお出かけください。

岩崎邸から不忍池、上野動物園の西側を北へ歩いて行って、これもちょっといい建物の忍旅館を過ぎてすぐの路地に六龍鉱泉があります。これまで遠慮していたのですが、新年にあたり意を決して行ってまいりました。建物は立派な唐破風の和風建築、六龍鉱泉の暖簾も貫禄があります。何よりここのうりは黒湯の温泉で、脱衣場には東京市下谷区花園町という所在地の分析表です。
さて黒湯の浴槽は二つ、右側には熱くて深いと注意書きつき。まずとりあえず左へゆっくりと、「寒くて冷え切ってるのできついですね。」とか言い訳しながら・・・多分45℃くらいでしょう。ちょっと慣れてきたので、いよいよ48℃といわれる熱い方へ、深いので一気に首まで、何とか少なくとも一分は耐えて、苦笑いしつつ。浴槽の背後の錦帯橋の絵も目に入りませんでした。
六龍鉱泉 台東区池之端3-4-20 15:30〜23:00 月曜お休み 千代田線根津駅から5分