亀戸駅近の隆乃湯と亀戸梅屋敷

銭湯がなさそうな国へ出張していましたので、一週とんでしまいました。今回の亀戸は飲み屋が連なる小道がたくさんあります。北へ駅から適当な小道を抜けて商店街を東へ、隆乃湯はビルの銭湯で上はマンションです。玄関を入ると七福神のジオラマがお迎え。
ビルの銭湯ですが、広くて天井も高い。浴室の扉は写実的な天使などの模様のガラス。浴室で目を引くのは浴槽背後のモザイクタイル絵で、定番の欧州、湖畔と城ですが、かなり大きく立派です。浴槽はL字型で広くてゆったりできます。熱めで気持ちいいです。
隆乃湯 江東区亀戸5-9-7 15:00〜23:30 木曜お休み 総武線亀戸駅から3分

隆乃湯から亀戸駅前を北上する明治通りに出て北へ、亀戸四丁目の交差点にあるのが亀戸梅屋敷。Duck(水陸両用バス)は川の中に入るのは旧中川の船番所ですが、乗り場は亀戸梅屋敷で、ここから陸上をタイヤで走って行きます。
亀戸梅屋敷というのは、亀戸の商店街が協同でつくった観光・お土産スポットです。江戸時代から明治にかけて同名の梅の名所があったことから名づけられました。亀戸梅屋敷の臥龍梅は廣重が描き、ゴッホが模写したことで有名です。
梅の木は明治43年の関東大水害で水没、枯死してしまいました。荒川放水路はこの水害がきっかけで建設することになりました。梅屋敷の壁の浮世絵風の絵には臥龍梅とDuckを組み合わせた図柄もあります。