カンボジアのこと

まちと銭湯、しばらく更新してなくてすみません。
実はカンボジアに行っておりました。プノンペンの交通を支援するプロジェクトです。
今回は銭湯ではなく、プノンペンの街の紹介とさせてください。

 カンボジアは内戦から立ち直って、経済も急速に復興しています。そんな経済成長に交通機関がなかなか追いつかないのが現状で、プノンペンでも市内バスがようやく3路線ほど走り始めたくらいなのです。街中にはバイクや自動車、TukTukというバイクタクシーがあふれています。バイクの3人乗りは当たり前、最大5人乗りも見ました。
というわけで、通勤通学や空港への足、貨物輸送などの整備を日本も応援しています。でもこれがなかなか大変です。現地で空港のそばに駅があるというので立ち寄ると、線路は生活空間に。鉄道はあるといっても、旅客列車はなく、週に何回か貨物が通るらしいということです。
そのPochentongという駅をたまたま貨物貨物が通る場面に出合いました。遠くから警笛が聞こえてくると、みんな大慌てで遊んでいる子供を抱きかかえ、線路から家財道具をどけてという中を写真のようにゆっくりと通過していきます。駅を見に行こうと誘ってくれた人も列車が通るのは初めて見たようで驚いていました。
 でもきっとカンボジアはこれからもどんどん成長すると思います。日本人と同じ真面目で勤勉な人たちの国なので。