板橋区役所前駅から旧中山道の仲宿商店街を北上し、スーパーの手前の細い道を右手に入ります。突き当りを左へ行って右、を2回で、通りから少し奥に唐破風と千鳥破風の二段重ねが立派な伝統和風の梅の湯があります。初湯の三軒目、梅の湯でついに板橋区松竹梅完成です。一昨年は足立区でチャレンジしましたが道に迷ってタイムアップ。
区内の銭湯で松の湯、竹の湯、梅の湯と松竹梅を揃えることができる区は、板橋区、足立区、葛飾区があり、荒川区は新松の湯、新宿区と葛飾区は梅月湯をOKとすると揃います。梅がちょっと少ないんですよ。来年は皆様もチャレンジしてみてはいかがですか。
梅の湯は、番台で脱衣場は折り上げ格天井、鯉の泳ぐ池のある坪庭と、雰囲気はたっぷり。浴室も湯気抜きのある伝統的な造りですが、ペンキ絵はなくタイルで、全体に清潔なイメージです。ここは通りから離れているからか初湯もそれほどの混雑ではありませんでした。
梅の湯 板橋区仲宿22-6 15:30〜24:00 水曜お休み 都営三田線板橋区役所前から7分
梅の湯から西へ、上に首都高、下に地下鉄を抱えた幹線道路を渡ると、すぐに氷川神社の鳥居があります。せっかくですからお参りしてきました。かなり並びました。
氷川神社は武蔵の国の一の宮、さいたま市大宮の氷川神社が総本社で、スサノオノミコトを祀っていて、関東一円の武士に信仰されたということです。麻布にある氷川神社は火星の女神が巫女さんをやっていたということで、別の方面の方の信仰が厚いようですが。境内には富士塚もあります。熊野神社があったり、富士塚があったり、遠くまで出かけなくて済むので、江戸はなかなか便利?だったようです。