戦前の銭湯建築、千住寿町の大黒湯を再訪、千住宿の商店街を楽しんで

2011年11月19日に大橋眼科の建物とともにご紹介した北千住の大黒湯に、再び行ってまいりましたので、レポートします。というのは、職場で2か月に一度くらい土曜日に街歩き、歩いた後は銭湯、飲み会という企画がありまして・・・
北千住駅からはまず、煉瓦積みの東武線のガード見に行きました。1902年吾妻橋−北千住間開業時か、1912年鐘ヶ淵−北千住間複線化時に作られた橋台ですね。背が低くてすぐ上を電車がガタンガタンと通って行きます。
駅から少し離れると木造住宅が建て込んでいますが、その中には、災害時に使える「かまどベンチ」のある公園などがあって、防災対策も進んでいます。
その後は千住宿の名物槍かけだんごを新しくなったお店で食べたり、あるいは待ち切れずに一杯いく人もいたり。北千住は飲み屋さんがたくさんあって、夜の飲み会の場所には事欠きません。都心よりもリーズナブルでおいしいし。

飲み会の前には大黒湯を再訪です。脱衣場の一つ一つ花の絵が描かれた格天井、富士山のペンキ絵、男女境の中山道野尻宿のタイル絵など、4年前と変わっていません。ペンキ絵にマチダさんが描いたと思われる飛行機が飛んでいることに、前回は気づきませんでした。熱くて気持ちよいお湯で、その後の飲み会では冒頭いきなりビールを飲み干す人、飲み会の前から商店街でゼロ次会の結果、ほとんど眠っている人など。楽しく夜は更けていきました。街、銭湯、飲み屋は最強のトリオだと思った次第。
大黒湯 足立区千住寿町32-6 15:00〜24:00 月曜お休み(祝日の場合翌日休) 北千住駅から10分
写真は「わ」 沸いた というお知らせ 「ぬ」なら(お湯を)抜いた おしまいというわけ