生涯学習セルフ・カウンセリング学会会長
渡辺 康麿先生にインタビューしました!
●渡辺康麿先生●
略歴:TVのプロデューサー・サイコセラピスト
ドイツへの単身留学。玉川大学の助教授・教授、
立正大学特任教授と多彩な経歴をお持ちの渡辺先生は、
現在はセルフ・カウンセリング学会の会長をされています。
質問1 : なぜ,生涯学習セルフ・カウンセリング学会を立ち上げたのですか?
1. きっかけ
私が自己評価の危機に陥った時,たまたま,イエスの,ある一つのたとえ話に
出会ったことがきっかけです。
2. 皆かけがえのない存在
イエスの言葉を通して,私達の存在の意味は無条件的に与えられている
という事を知りました。
私達は何らかの価値基準で他の人と比較・評価しています。
その自己評価から自由になって,新たに自分の存在をかけがえのないものとして
受け入れていく事を伝えたいと思いました。
このことを自分の生涯の課題にしようと,私は決心したのです。
3. セルフ・カウンセリングの理論と方法
人々が自己評価不安から自由になり,自分の存在を受容し,
他者の存在を受容していけるように働きかけてゆきたいと思いました。
しかし,現代の日本人は神を信じていません。
現代人には宗教ではなく,生涯学習としての理論と方法を作ろうと考えました。
このセルフ・カウンセリングは,自己受容し,他者受容して,
自己と他者の間にコミュニケーションが生まれてくる,
ひとりで出来る,書く・読むカウンセリングです。
4. 子どもの危機を感じる
以前から,私は,子どもの自己形成に危機を感じていました。
子どもを助ける為に まず,親を助ける必要があると思いました。
大人のための生涯学習セルフ・カウンセリング運動をおこしました。
その運動の拠点として生涯学習セルフ・カウンセリング学会を作ったのです。
質問2 : 子どもの自己発見学校についても教えてください
30年以上前から,私は子どもの自己形成について危機感を感じていました。
この子どもの自己形成の危機は,大人の自己形成の危機からきている
と感じました。子どもではなく,先ずお母さんを助ける為に,
大人の自己発見運動を展開してきました。
その為に子どもを直接的に支援することが出来なかったのです。
近年,子どもの自己形成の危機を一層強く感じるようになりました。
玉川大学を退職した時,子どもの自己形成を直接支援したいと思ったのです。
それで,子どもの自己発見学校を作りました。
今,子どもを援助する自己発見学校教師養成講座を展開しています。
この講座はセルフ・カウンセリングだけではなく
リーディング・レッスン
ライティング・レッスン
トークカウンセリング
レターカウンセリング
理論
のカリキュラムを作り,教師志望者に指導しています。
次は私のパートナー 渡辺ミサにバトンタッチ!
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生涯学習セルフ・カウンセリング学会 事務局長
渡辺ミサ先生にインタビューしました!
質問 : ミサ先生が事務局長になったモチーフを教えてください。
結婚前から夫(渡辺康麿氏)の運動に共鳴して背後から援助しようと考えていました。夫は先ばかり見て進んでいるので、その背後を守るように配慮しています。
いつもバックアップしています。
活動を進めてゆくなかで,皆様のセルフ・カウンセリングの実践を拝見させて頂き、
この方法を心からすばらしいと実感しております。
もしも、人文科学部門にノーベル賞があるとすれば、
セルフ・カウンセリングは、ノーベル賞級のものだと考えています。(%ハート%)