自己発見法(セルフ・カウンセリング)で行うレター・カウンセリング
のやり方が書かれています。
「教師のためのレター・カウンセリング」
〜子供のありのままの心がわかる方法 〜
はじめに
わかっていても子どもに共感できない教師へ
・生徒の悩みに答えられない!
・寄せられてきた教師たちの悩みは・・・
・頭でわかっていても共感的理解ができない
・レター・カウンセリングのすすめ
・トーク・カウンセリング と レター・カウンセリングの違い
・レター・カウンセリングの勉強会を開く
1 共感的理解の必然性
・人間の欲求にはきりがない
・三種類の欲求
・根源的欲求としての自己評価欲求
・中学生や高校生の自己評価の特徴
・悩みの奥には自己評価不安が潜んでいる
・共感的理解を伝える
2 レター・カウンセリングを理解するために
−トーク・カウンセリングの十段階理論−
①押し付ける対話・引き出す対話
・対話の種類
・押し付ける対話
・引き出す対話
・外面的な問題解決と内面的な問題解決
②プロセスとしての十段階とその移行の必然性
・各段階のねらいに基づく再構造化
・話し手と聞き手の「関わり方」に基づく再構築化
・十段階のプロセスの意味
・移行の必然性
・”あせらず、あきらめず”見守る
3 レター・カウンセリングの理論
①レター・カウンセリングの十段階理論
・トーク・カウンセリングとレター・カウンセリング
・レター・カウンセリングの十段階
・手紙から相談者の状況を読みとる
・回答を作成する手順
・聞き手の不安を読みとる
②レター・カウンセリングを実践する上での困難点
・生徒の反応を確かめたい
・生徒の手紙の内容に反感を感じる
・生徒に共感しすぎて(?)しまう
・こうしたら良いと答えたくなる
・教師からの手紙は生徒の支え
4 レター・カウンセリングの事例研究
①”先生の話を聞く気になれない”
・Ⅰ子さんからの手紙(中三・女子)
・K先生の返事
・Ⅰ子さんの手紙を読みとる
・K先生の返事を検討する
②”人がこわい、学校がこわい”
・E子さんからの手紙(高一・女子)
・S先生の回答
・E子さんからの手紙の読みとり
・S先生の回答を検討する
5 グループ学習による事例研究
−数ヶ月前から登校拒否の子−
・勉強会の雰囲気が変わってきた
・グループ学習を取り入れる
①K子さんからの手紙(中一・女子)
②グループの代表者、M先生の発表
1.Y先生の解釈と返事、私から一言
2.N先生の解釈と返事、私から一言
3.S先生の解釈と返事、私から一言
4.T先生の解釈と返事、私から一言
5.M先生の解釈と返事、私から一言
・グループ学習の感想
③私からの総評
・私の解釈と返事の方針
・グループ学習の意義
6 セルフ・トレーニング用紙による事例研究
①手紙の文章に対する自分の気持ちをみつめる
・「僕のグループでは話し合いが深まらなかったんです」
・グループの雰囲気が気づきを生んだ
・自分の心の中でつぶやいたままに書く
1.A美さんからの手紙(高一・女子)
2.F先生のセルフ・トレーニング
3.F先生の書いた返事
・私から一言
②自分と生徒との関わりを見つめる
・O先生の発表
・私から一言
7 生徒自身によるセルフ・カウンセリング
・生徒自ら問題を解決していく方法
・セルフ・カウンセリングとは何か?
・レター・カウンセリングからセルフ・カウンセリングへ
T子さん(高三・女子)の体験記−”母に甘えたい”という欲求に気づいて−
・母にどう対応してよいかわからない
・わかってもらうことをあきらめていた
・母は私を心配しているだけ
・自分の思いを伝えてなかった
・甘えたいという欲求があった
・母の気持ちが見えた
・本当は母と話したかったのだ
・弟よりできなくてもいいんだ
おわりに
癒しが起こる条件
渡辺 康麿【著】
(セルフ・カウンセリング公式HP紹介文より)
教師、養護教諭、カウンセラーにむけて、頭でわかっていても、
共感的理解ができない時のための一冊です。
新しいカウンセリング方法で、子どものありのままの心をつかんでみませんか。
(「BOOK」データベースより)
頭でわかっていても共感的理解ができない時に
新しいカウンセリング試みませんか。
担任、養護教諭、カウンセラーへ。
(「MARC」データベースより)
頭ではわかっていても、子供に共感できない教師のための
新しいカウンセリング「レター・カウンセリング」の理論と実践を紹介。
生徒自身が行うセルフ・カウンセリングについても言及する。(%王冠%)
☆こちらのセルフ・カウンセリング学会公式HPで本の注文が出来ます(^^)/
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http://www.self-c.net